西武池袋線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年7月〜9月期の西武池袋線 (所沢駅吾野駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 83.9万円/坪(25.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +3.8%( +3.1万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 130 件(1年前(2018年)に比べて -3.0%( -4件/坪)と僅かに減少しています。)。

平均築年数は 15.2年(昨年 16.5年から -7.7 %減)。平均土地面積は 46.2 坪 (昨年 50.5 坪から -8.6 %減)。平均建物面積は 36.6 坪 (昨年 33.0 坪から +10.9 %増)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が小幅増加。

値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。元加治駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは元加治駅で昨年に比べ +60.4 %、坪単価は 92.1 万円/坪となった。

上位 2 駅(元加治駅武蔵藤沢駅)は +37.0 %(坪単価 +23.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(入間市駅高麗駅)は -32.2 %(坪単価 -19.0 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 40.3 % → 2019年 43.7 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 25.6 % → 2019年 22.2 %)

価格下落要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 3.1 % → 2019年 0.8 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった小手指駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 101万円/坪(30.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -17.6%( -21.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 13 件(1年前(2018年)に比べて +18.2%( +2件/坪)と好調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった高麗駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.6万円/坪(5.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -27.9%( -7.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

西武池袋線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
西武池袋線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
所沢駅84.4万/坪
(18.5年/39.8坪)
85.6万/坪
(19.4年/32.8坪)
104万/坪
(18.4年/51.9坪)
西所沢駅91.7万/坪
(12.6年/56.5坪)
92.5万/坪
(25.4年/35.2坪)
114万/坪
(10.6年/39.6坪)
小手指駅101万/坪
(15.4年/39.0坪)
123万/坪
(13.5年/40.2坪)
101万/坪
(7.8年/46.3坪)
狭山ケ丘駅78.4万/坪
(17.0年/39.9坪)
78.0万/坪
(19.0年/58.5坪)
73.5万/坪
(21.3年/44.7坪)
武蔵藤沢駅93.5万/坪
(14.7年/63.4坪)
82.2万/坪
(10.6年/41.3坪)
82.1万/坪
(13.1年/34.5坪)
稲荷山公園駅--75.3万/坪
(0.5年/66.6坪)
入間市駅53.4万/坪
(19.2年/45.6坪)
84.1万/坪
(17.3年/77.8坪)
84.4万/坪
(9.8年/39.1坪)
仏子駅63.1万/坪
(18.4年/54.8坪)
70.0万/坪
(15.8年/62.3坪)
86.5万/坪
(16.0年/67.7坪)
元加治駅92.1万/坪
(13.5年/46.9坪)
57.4万/坪
(33.9年/54.5坪)
73.6万/坪
(14.0年/57.7坪)
飯能駅63.9万/坪
(22.3年/70.3坪)
58.0万/坪
(14.7年/57.7坪)
80.6万/坪
(11.2年/51.1坪)
東飯能駅73.3万/坪
(11.3年/39.9坪)
94.2万/坪
(2.3年/69.6坪)
51.2万/坪
(11.1年/45.1坪)
高麗駅18.6万/坪
(41.5年/30.3坪)
25.8万/坪
(30.5年/62.8坪)
26.3万/坪
(25.2年/75.1坪)
武蔵横手駅---
東吾野駅--5.5万/坪
(48.5年/75.6坪)
吾野駅-3.9万/坪
(27.5年/131坪)
13.2万/坪
(53.5年/58.2坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

元加治駅92.1 万/坪(昨年同期比 +60.4 %)

元加治駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 92.1万円/坪(27.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +60.4%( +34.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 13.5年(昨年 33.9年から -60.1 %減)。平均土地面積は 46.9 坪 (昨年 54.5 坪から -13.9 %減)。平均建物面積は 28.2 坪 (昨年 21.7 坪から +30.2 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 33.9 年 → 2019年 13.5 年、-60.1 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 66.7 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 9.7 分 → 2019年 11.0 分、+13.8 %と増加)

武蔵藤沢駅93.5 万/坪(昨年同期比 +13.7 %)

武蔵藤沢駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 93.5万円/坪(28.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +13.7%( +11.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2018年)に比べて -8.3%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。

平均築年数は 14.7年(昨年 10.6年から +38.6 %増)。平均土地面積は 63.4 坪 (昨年 41.3 坪から +53.3 %増)。平均建物面積は 42.8 坪 (昨年 29.0 坪から +47.7 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 18.2 % → 2019年 9.1 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 10.6 年 → 2019年 14.7 年、+38.6 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 9.1 % → 2019年 27.3 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 45.5 % → 2019年 36.4 %)

入間市駅53.4 万/坪(昨年同期比 -36.5 %)

入間市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 53.4万円/坪(16.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -36.5%( -30.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて -46.2%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 19.2年(昨年 17.3年から +11.1 %増)。平均土地面積は 45.6 坪 (昨年 77.8 坪から -41.4 %減)。平均建物面積は 37.2 坪 (昨年 36.3 坪から +2.4 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 16.7 % → 2019年 16.7 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 17.3 年 → 2019年 19.2 年、+11.1 %と増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 23.6 分 → 2019年 28.6 分、+21.0 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 33.3 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 41.7 % → 2019年 16.7 %)

高麗駅18.6 万/坪(昨年同期比 -27.9 %)

高麗駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.6万円/坪(5.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -27.9%( -7.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 41.5年(昨年 30.5年から +36.1 %増)。平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 62.8 坪から -51.8 %減)。平均建物面積は 24.2 坪 (昨年 33.3 坪から -27.3 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 21.8 分 → 2019年 12.0 分、-45.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 30.5 年 → 2019年 41.5 年、+36.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 100.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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