北陸新幹線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年10月〜12月期の北陸新幹線 (本庄早稲田駅大宮駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.8万円/坪(21.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -1.9%( -1.3万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 52 件(1年前(2018年)に比べて +13.0%( +6件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 17.8年(昨年 15.5年から +14.8 %増)。平均土地面積は 54.0 坪 (昨年 73.4 坪から -26.4 %減)。平均建物面積は 49.4 坪 (昨年 56.5 坪から -12.6 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が減少。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。大宮駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは大宮駅で昨年に比べ +16.7 %、坪単価は 112 万円/坪となった。

上位 1 駅(大宮駅)は +16.7 %(坪単価 +16.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(熊谷駅)は -0.4 %(坪単価 -0.2 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 29.2 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 15.5 年 → 2019年 17.8 年、+14.8 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 6.7 % → 2019年 12.5 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 37.8 % → 2019年 35.4 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった大宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 112万円/坪(33.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +16.7%( +16.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 20 件(1年前(2018年)に比べて -13.0%( -3件/坪)と不調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった熊谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.0万円/坪(13.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -0.4%( -0.2万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 32 件(1年前(2018年)に比べて +39.1%( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。

北陸新幹線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
北陸新幹線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
本庄早稲田駅---
熊谷駅46.0万/坪
(23.0年/55.2坪)
46.2万/坪
(19.1年/89.4坪)
53.0万/坪
(20.7年/107坪)
大宮駅112万/坪
(9.1年/52.2坪)
96.1万/坪
(12.0年/58.0坪)
103万/坪
(15.3年/71.7坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

大宮駅112.1 万/坪(昨年同期比 +16.7 %)

大宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 112万円/坪(33.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +16.7%( +16.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 20 件(1年前(2018年)に比べて -13.0%( -3件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 9.1年(昨年 12.0年から -23.9 %減)。平均土地面積は 52.2 坪 (昨年 58.0 坪から -10.0 %減)。平均建物面積は 40.4 坪 (昨年 36.5 坪から +10.7 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 12.0 年 → 2019年 9.1 年、-23.9 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 28.4 分 → 2019年 21.5 分、-24.4 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 17.4 % → 2019年 16.7 %)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 47.8 % → 2019年 38.9 %)

熊谷駅46.0 万/坪(昨年同期比 -0.4 %)

熊谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.0万円/坪(13.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -0.4%( -0.2万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 32 件(1年前(2018年)に比べて +39.1%( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 23.0年(昨年 19.1年から +20.1 %増)。平均土地面積は 55.2 坪 (昨年 89.4 坪から -38.3 %減)。平均建物面積は 54.4 坪 (昨年 76.5 坪から -28.8 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 36.7 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 27.3 % → 2019年 33.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 19.1 年 → 2019年 23.0 年、+20.1 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 4.5 % → 2019年 20.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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