北陸新幹線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年7月〜9月期の北陸新幹線 (本庄早稲田駅大宮駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 94.7万円/坪(28.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +10.0%( +8.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 44 件(1年前(2018年)に比べて -24.1%( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 13.0年(昨年 15.7年から -17.5 %減)。平均土地面積は 69.9 坪 (昨年 72.9 坪から -4.1 %減)。平均建物面積は 39.1 坪 (昨年 53.7 坪から -27.2 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。熊谷駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは熊谷駅で昨年に比べ +11.2 %、坪単価は 60.4 万円/坪となった。

上位 1 駅(熊谷駅)は +11.2 %(坪単価 +6.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大宮駅)は +5.4 %(坪単価 +6.2 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 15.7 年 → 2019年 13.0 年、-17.5 %と減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 31.6 分 → 2019年 24.5 分、-22.6 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 17.5 % → 2019年 4.9 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2018年 47.4 % → 2019年 48.8 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 17.5 % → 2019年 26.8 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった大宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 122万円/坪(36.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +5.4%( +6.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 25 件(1年前(2018年)に比べて -10.7%( -3件/坪)と不調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった熊谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.4万円/坪(18.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +11.2%( +6.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 19 件(1年前(2018年)に比べて -36.7%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。

北陸新幹線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
北陸新幹線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
本庄早稲田駅---
熊谷駅60.4万/坪
(15.6年/109坪)
54.3万/坪
(15.5年/81.0坪)
45.4万/坪
(22.2年/72.9坪)
大宮駅122万/坪
(11.1年/40.4坪)
116万/坪
(15.9年/64.5坪)
106万/坪
(8.5年/40.8坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

熊谷駅60.4 万/坪(昨年同期比 +11.2 %)

熊谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.4万円/坪(18.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +11.2%( +6.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 19 件(1年前(2018年)に比べて -36.7%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 15.6年(昨年 15.5年から +0.8 %増)。平均土地面積は 108.7 坪 (昨年 81.0 坪から +34.3 %増)。平均建物面積は 45.9 坪 (昨年 36.3 坪から +26.5 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 38.4 分 → 2019年 26.3 分、-31.7 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 17.2 % → 2019年 5.9 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 20.7 % → 2019年 41.2 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 55.2 % → 2019年 52.9 %)

大宮駅121.9 万/坪(昨年同期比 +5.4 %)

大宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 122万円/坪(36.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +5.4%( +6.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 25 件(1年前(2018年)に比べて -10.7%( -3件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 11.1年(昨年 15.9年から -30.4 %減)。平均土地面積は 40.4 坪 (昨年 64.5 坪から -37.4 %減)。平均建物面積は 33.7 坪 (昨年 69.8 坪から -51.8 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 15.9 年 → 2019年 11.1 年、-30.4 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 39.3 % → 2019年 45.8 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 17.9 % → 2019年 4.2 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 14.3 % → 2019年 16.7 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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