上越新幹線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年7月〜9月期の上越新幹線 (大宮駅本庄早稲田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 91.1万円/坪(27.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -19.7%( -22.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 62 件(1年前(2020年)に比べて -16.2%( -12件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 15.4年(昨年 9.1年から +70.6 %増)。平均土地面積は 53.5 坪 (昨年 44.8 坪から +19.5 %増)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 43.2 坪から -1.8 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。熊谷駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは熊谷駅で昨年に比べ -7.8 %、坪単価は 56.3 万円/坪となった。

上位 1 駅(大宮駅)は +2.8 %(坪単価 +3.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(熊谷駅)は -7.8 %(坪単価 -4.7 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 1.4 % → 2021年 1.6 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 9.1 年 → 2021年 15.4 年、+70.6 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 24.8 分 → 2021年 33.2 分、+33.9 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 18.6 % → 2021年 32.2 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 4.3 % → 2021年 10.2 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった大宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 134万円/坪(40.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +2.8%( +3.6万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 28 件(1年前(2020年)に比べて -48.1%( -26件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった熊谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.3万円/坪(17.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -7.8%( -4.7万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 34 件(1年前(2020年)に比べて +78.9%( +15件/坪)と大幅に増加しています。)。

上越新幹線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
上越新幹線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
大宮駅134万/坪
(11.6年/38.2坪)
130万/坪
(6.9年/35.7坪)
122万/坪
(11.1年/40.4坪)
熊谷駅56.3万/坪
(18.7年/66.5坪)
61.0万/坪
(16.7年/69.2坪)
60.4万/坪
(15.6年/109坪)
本庄早稲田駅-113万/坪
(-0.50年/90.8坪)
-

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

大宮駅134.0 万/坪(昨年同期比 +2.8 %)

大宮駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 134万円/坪(40.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +2.8%( +3.6万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 28 件(1年前(2020年)に比べて -48.1%( -26件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 11.6年(昨年 6.9年から +67.3 %増)。平均土地面積は 38.2 坪 (昨年 35.7 坪から +6.9 %増)。平均建物面積は 46.8 坪 (昨年 36.6 坪から +27.6 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 6.9 年 → 2021年 11.6 年、+67.3 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 3.8 % → 2021年 14.8 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 66.0 % → 2021年 55.6 %)

熊谷駅56.3 万/坪(昨年同期比 -7.8 %)

熊谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.3万円/坪(17.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -7.8%( -4.7万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 34 件(1年前(2020年)に比べて +78.9%( +15件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 18.7年(昨年 16.7年から +12.0 %増)。平均土地面積は 66.5 坪 (昨年 69.2 坪から -4.0 %減)。平均建物面積は 38.9 坪 (昨年 64.2 坪から -39.5 %減)。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 31.2 % → 2021年 34.4 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 6.2 % → 2021年 6.2 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2020年 16.7 年 → 2021年 18.7 年、+12.0 %と増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 32.5 分 → 2021年 42.1 分、+29.6 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 37.5 % → 2021年 46.9 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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