秩父本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年1月〜3月期の秩父本線 (羽生駅三峰口駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.4万円/坪(11.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -18.8%( -8.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 95 件(1年前(2020年)に比べて +9.2%( +8件/坪)と堅調に推移しています。)。

平均築年数は 25.4年(昨年 19.9年から +27.8 %増)。平均土地面積は 89.8 坪 (昨年 91.2 坪から -1.5 %減)。平均建物面積は 43.6 坪 (昨年 49.1 坪から -11.3 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少。

値上がりした駅数は 8 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。羽生駅親鼻駅大野原駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは親鼻駅で昨年に比べ +100.0 %、坪単価は 26.4 万円/坪となった。

上位 2 駅(親鼻駅羽生駅)は +66.9 %(坪単価 +14.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(秩父駅武州中川駅)は -84.4 %(坪単価 -39.2 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 1.3 % → 2021年 2.2 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 19.9 年 → 2021年 25.4 年、+27.8 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2020年 27.0 分 → 2021年 30.6 分、+13.5 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 30.7 % → 2021年 43.3 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 37.3 % → 2021年 20.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった大野原駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 76.2万円/坪(23.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +27.3%( +16.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった秩父駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.6万円/坪(2.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -88.0%( -48.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

秩父本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
秩父本線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
羽生駅62.0万/坪
(6.0年/139坪)
46.3万/坪
(19.3年/95.2坪)
41.9万/坪
(10.6年/70.6坪)
西羽生駅---
新郷駅-29.0万/坪
(19.0年/48.4坪)
-
武州荒木駅---
東行田駅21.0万/坪
(42.0年/60.2坪)
64.6万/坪
(6.8年/89.6坪)
63.7万/坪
(7.0年/83.6坪)
行田市駅28.8万/坪
(35.0年/122坪)
42.7万/坪
(21.0年/71.5坪)
36.9万/坪
(23.9年/116坪)
持田駅46.2万/坪
(21.3年/52.4坪)
61.7万/坪
(7.3年/134坪)
20.1万/坪
(33.0年/56.0坪)
ソシオ流通センター駅34.2万/坪
(27.5年/220坪)
--
熊谷駅40.1万/坪
(23.9年/78.7坪)
52.4万/坪
(21.9年/79.1坪)
47.6万/坪
(22.3年/81.3坪)
上熊谷駅---
石原駅---
ひろせ野鳥の森駅---
大麻生駅---
明戸駅---
武川駅44.8万/坪
(20.0年/60.5坪)
41.2万/坪
(20.0年/69.6坪)
44.3万/坪
(14.0年/57.5坪)
永田駅-45.2万/坪
(6.0年/99.8坪)
-
小前田駅45.1万/坪
(29.5年/144坪)
37.8万/坪
(21.0年/129坪)
110万/坪
(12.3年/93.8坪)
桜沢駅--
寄居駅55.3万/坪
(12.8年/85.3坪)
51.1万/坪
(21.5年/54.5坪)
34.5万/坪
(21.0年/99.8坪)
波久礼駅---
樋口駅---
野上駅--62.0万/坪
(0年/59.0坪)
長瀞駅2.5万/坪
(50.0年/163坪)
--
上長瀞駅24.6万/坪
(32.0年/66.6坪)
--
親鼻駅26.4万/坪
(23.0年/49.9坪)
13.2万/坪
(33.0年/57.5坪)
-
皆野駅-2.1万/坪
(26.0年/37.8坪)
23.1万/坪
(28.0年/54.5坪)
和銅黒谷駅19.3万/坪
(31.7年/44.9坪)
18.5万/坪
(24.0年/53.7坪)
-
大野原駅76.2万/坪
(9.0年/65.8坪)
59.8万/坪
(0.5年/61.3坪)
85.1万/坪
(0.5年/59.0坪)
秩父駅6.6万/坪
(45.4年/72.6坪)
55.1万/坪
(48.0年/145坪)
12.0万/坪
(46.0年/69.6坪)
御花畑駅17.0万/坪
(46.0年/69.6坪)
40.4万/坪
(0年/46.9坪)
43.2万/坪
(42.5年/74.1坪)
影森駅43.0万/坪
(21.5年/77.1坪)
--
浦山口駅20.3万/坪
(0年/78.7坪)
17.1万/坪
(49.0年/545坪)
29.1万/坪
(15.0年/84.7坪)
武州中川駅7.1万/坪
(25.0年/99.8坪)
37.0万/坪
(22.0年/169坪)
-
武州日野駅---
白久駅---
三峰口駅20.8万/坪
(37.0年/131坪)
--

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

親鼻駅26.4 万/坪(昨年同期比 +100.0 %)

親鼻駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.4万円/坪(8.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +100.0%( +13.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 23.0年(昨年 33.0年から -30.3 %減)。平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 57.5 坪から -13.2 %減)。平均建物面積は 22.7 坪 (昨年 22.7 坪から +0.0 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 33.0 年 → 2021年 23.0 年、-30.3 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 16.0 分 → 2021年 90.0 分、+462.5 %と大きく増加)

羽生駅62.0 万/坪(昨年同期比 +33.8 %)

羽生駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.0万円/坪(18.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +33.8%( +15.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて -62.5%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 6.0年(昨年 19.3年から -68.9 %減)。平均土地面積は 138.6 坪 (昨年 95.2 坪から +45.6 %増)。平均建物面積は 53.7 坪 (昨年 55.3 坪から -2.8 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 19.3 年 → 2021年 6.0 年、-68.9 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 % → 2021年 66.7 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 18.8 分 → 2021年 24.2 分、+28.5 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 6.7 % → 2021年 16.7 %)

秩父駅6.6 万/坪(昨年同期比 -88.0 %)

秩父駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.6万円/坪(2.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -88.0%( -48.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 45.4年(昨年 48.0年から -5.6 %減)。平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 145.2 坪から -50.0 %減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 27.2 坪から +11.1 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 65.0 分 → 2021年 39.5 分、-39.2 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 66.7 %)

武州中川駅7.1 万/坪(昨年同期比 -80.9 %)

武州中川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.1万円/坪(2.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -80.9%( -29.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 25.0年(昨年 22.0年から +13.6 %増)。平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 169.4 坪から -41.1 %減)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 37.8 坪から +12.0 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2020年 22.0 年 → 2021年 25.0 年、+13.6 %と増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 6.0 分 → 2021年 11.0 分、+83.3 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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