秩父本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年10月〜12月期の秩父本線 (羽生駅三峰口駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.6万円/坪(13.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -4.2%( -1.9万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 72 件(1年前(2019年)に比べて -2.7%( -2件/坪)と僅かに減少しています。)。

平均築年数は 19.5年(昨年 21.6年から -9.6 %減)。平均土地面積は 101.6 坪 (昨年 90.5 坪から +12.3 %増)。平均建物面積は 43.7 坪 (昨年 48.5 坪から -9.8 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。持田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは皆野駅で昨年に比べ +1123.4 %、坪単価は 79.3 万円/坪となった。

上位 2 駅(皆野駅持田駅)は +605.6 %(坪単価 +56.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(和銅黒谷駅東行田駅)は -76.4 %(坪単価 -35.5 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 18.2 % → 2020年 12.5 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2019年 34.8 % → 2020年 35.9 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 31.8 % → 2020年 42.2 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 8.1 % → 2020年 5.6 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった持田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 84.9万円/坪(25.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +87.8%( +39.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった東行田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.9万円/坪(3.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -76.4%( -35.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

秩父本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
秩父本線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
羽生駅36.9万/坪
(17.2年/91.8坪)
40.4万/坪
(23.0年/76.0坪)
38.9万/坪
(18.0年/63.5坪)
西羽生駅---
新郷駅-22.8万/坪
(42.3年/307坪)
武州荒木駅4.3万/坪
(42.8年/104坪)
--
東行田駅10.9万/坪
(29.8年/37.8坪)
46.2万/坪
(31.3年/126坪)
30.1万/坪
(27.8年/93.2坪)
行田市駅37.9万/坪
(19.5年/78.7坪)
35.9万/坪
(18.8年/116坪)
39.3万/坪
(18.8年/116坪)
持田駅84.9万/坪
(11.5年/47.3坪)
45.2万/坪
(19.1年/193坪)
27.4万/坪
(28.3年/49.9坪)
ソシオ流通センター駅---
熊谷駅50.4万/坪
(15.8年/114坪)
46.0万/坪
(23.0年/55.2坪)
46.2万/坪
(19.1年/89.4坪)
上熊谷駅---
石原駅---
ひろせ野鳥の森駅---
大麻生駅---
明戸駅---
武川駅34.5万/坪
(18.6年/90.0坪)
38.2万/坪
(19.8年/110坪)
13.8万/坪
(22.8年/84.7坪)
永田駅15.7万/坪
(20.8年/51.4坪)
-46.3万/坪
(13.4年/52.9坪)
小前田駅45.1万/坪
(4.8年/52.9坪)
57.7万/坪
(6.0年/155坪)
50.1万/坪
(25.6年/204坪)
桜沢駅-73.5万/坪
(0.8年/87.7坪)
55.1万/坪
(5.3年/77.6坪)
寄居駅14.0万/坪
(26.3年/86.2坪)
54.1万/坪
(15.8年/63.5坪)
16.4万/坪
(41.8年/37.1坪)
波久礼駅---
樋口駅---
野上駅50.5万/坪
(46.8年/197坪)
--
長瀞駅---
上長瀞駅19.3万/坪
(41.8年/48.4坪)
--
親鼻駅---
皆野駅79.3万/坪
(0.8年/72.6坪)
6.5万/坪
(28.3年/72.6坪)
60.4万/坪
(0.8年/78.7坪)
和銅黒谷駅11.0万/坪
(0年/99.8坪)
46.8万/坪
(15.3年/72.6坪)
-
大野原駅88.4万/坪
(12.3年/73.1坪)
-42.3万/坪
(32.8年/263坪)
秩父駅---
御花畑駅-74.7万/坪
(13.3年/77.1坪)
28.9万/坪
(21.8年/31.8坪)
影森駅--22.9万/坪
(26.8年/56.0坪)
浦山口駅6.4万/坪
(49.8年/545坪)
--
武州中川駅---
武州日野駅--34.0万/坪
(23.8年/257坪)
白久駅4.7万/坪
(32.8年/57.5坪)
--
三峰口駅2.0万/坪
(47.8年/178坪)
--

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

皆野駅79.3 万/坪(昨年同期比 +1123.4 %)

皆野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.3万円/坪(24.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +1123.4%( +72.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 0.8年(昨年 28.3年から -97.3 %減)。平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 72.6 坪から +0.0 %減)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 39.3 坪から -23.1 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 28.3 年 → 2020年 0.8 年、-97.3 %と大きく減少)

持田駅84.9 万/坪(昨年同期比 +87.8 %)

持田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 84.9万円/坪(25.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +87.8%( +39.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 11.5年(昨年 19.1年から -39.7 %減)。平均土地面積は 47.3 坪 (昨年 193.1 坪から -75.5 %減)。平均建物面積は 29.9 坪 (昨年 103.4 坪から -71.1 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 19.1 年 → 2020年 11.5 年、-39.7 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 19.3 分 → 2020年 8.8 分、-54.7 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 % → 2020年 75.0 %)

和銅黒谷駅11.0 万/坪(昨年同期比 -76.4 %)

和銅黒谷駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.0万円/坪(3.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -76.4%( -35.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 72.6 坪から +37.5 %増)。平均建物面積は 18.2 坪 (昨年 29.5 坪から -38.5 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 30.0 分 → 2020年 6.0 分、-80.0 %と大きく減少)

東行田駅10.9 万/坪(昨年同期比 -76.4 %)

東行田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.9万円/坪(3.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -76.4%( -35.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 29.8年(昨年 31.3年から -4.8 %減)。平均土地面積は 37.8 坪 (昨年 125.5 坪から -69.9 %減)。平均建物面積は 25.7 坪 (昨年 37.8 坪から -32.0 %減)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 23.0 分 → 2020年 30.0 分、+30.4 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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