秩父本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年1月〜3月期の秩父本線 (羽生駅三峰口駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.3万円/坪(14.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +0.1%( +0.0万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 87 件(1年前(2019年)に比べて +19.2%( +14件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 19.9年(昨年 20.2年から -1.5 %減)。平均土地面積は 91.2 坪 (昨年 82.6 坪から +10.5 %増)。平均建物面積は 49.1 坪 (昨年 49.2 坪から -0.2 %減)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が減少。

値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。寄居駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは秩父駅で昨年に比べ +358.3 %、坪単価は 55.1 万円/坪となった。

上位 2 駅(秩父駅持田駅)は +282.5 %(坪単価 +42.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(皆野駅小前田駅)は -78.4 %(坪単価 -46.7 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 5.5 % → 2020年 9.2 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 36.7 % → 2020年 30.7 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2019年 16.7 % → 2020年 18.7 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 38.3 % → 2020年 37.3 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった東行田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 64.6万円/坪(19.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +1.4%( +0.9万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった皆野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.1万円/坪(0.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -91.0%( -21.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

秩父本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
秩父本線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
羽生駅46.3万/坪
(19.3年/95.2坪)
41.9万/坪
(10.6年/70.6坪)
42.4万/坪
(8.3年/148坪)
西羽生駅---
新郷駅29.0万/坪
(19.0年/48.4坪)
-19.5万/坪
(0年/145坪)
武州荒木駅---
東行田駅64.6万/坪
(6.8年/89.6坪)
63.7万/坪
(7.0年/83.6坪)
15.4万/坪
(37.7年/47.6坪)
行田市駅42.7万/坪
(21.0年/71.5坪)
36.9万/坪
(23.9年/116坪)
41.6万/坪
(21.8年/88.7坪)
持田駅61.7万/坪
(7.3年/134坪)
20.1万/坪
(33.0年/56.0坪)
42.5万/坪
(15.0年/104坪)
ソシオ流通センター駅---
熊谷駅52.4万/坪
(21.9年/79.1坪)
47.6万/坪
(22.3年/81.3坪)
48.0万/坪
(22.1年/63.3坪)
上熊谷駅---
石原駅--56.2万/坪
(4.0年/60.5坪)
ひろせ野鳥の森駅---
大麻生駅---
明戸駅---
武川駅41.2万/坪
(20.0年/69.6坪)
44.3万/坪
(14.0年/57.5坪)
18.4万/坪
(21.0年/72.6坪)
永田駅45.2万/坪
(6.0年/99.8坪)
-21.5万/坪
(28.0年/46.9坪)
小前田駅37.8万/坪
(21.0年/129坪)
110万/坪
(12.3年/93.8坪)
50.4万/坪
(17.7年/149坪)
桜沢駅--
寄居駅51.1万/坪
(21.5年/54.5坪)
34.5万/坪
(21.0年/99.8坪)
14.4万/坪
(46.0年/363坪)
波久礼駅---
樋口駅---
野上駅-62.0万/坪
(0年/59.0坪)
30.5万/坪
(11.0年/84.7坪)
長瀞駅---
上長瀞駅---
親鼻駅13.2万/坪
(33.0年/57.5坪)
-43.4万/坪
(15.3年/76.2坪)
皆野駅2.1万/坪
(26.0年/37.8坪)
23.1万/坪
(28.0年/54.5坪)
43.1万/坪
(12.0年/84.7坪)
和銅黒谷駅18.5万/坪
(24.0年/53.7坪)
-11.7万/坪
(0年/151坪)
大野原駅59.8万/坪
(0.5年/61.3坪)
85.1万/坪
(0.5年/59.0坪)
24.2万/坪
(39.0年/126坪)
秩父駅55.1万/坪
(48.0年/145坪)
12.0万/坪
(46.0年/69.6坪)
82.6万/坪
(0年/60.5坪)
御花畑駅40.4万/坪
(0年/46.9坪)
43.2万/坪
(42.5年/74.1坪)
17.1万/坪
(49.0年/39.3坪)
影森駅--30.6万/坪
(30.0年/86.2坪)
浦山口駅17.1万/坪
(49.0年/545坪)
29.1万/坪
(15.0年/84.7坪)
-
武州中川駅37.0万/坪
(22.0年/169坪)
--
武州日野駅---
白久駅---
三峰口駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

秩父駅55.1 万/坪(昨年同期比 +358.3 %)

秩父駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.1万円/坪(16.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +358.3%( +43.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 48.0年(昨年 46.0年から +4.4 %増)。平均土地面積は 145.2 坪 (昨年 69.6 坪から +108.7 %増)。平均建物面積は 27.2 坪 (昨年 66.6 坪から -59.1 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 100.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 5.0 分 → 2020年 65.0 分、+1200.0 %と大きく増加)

持田駅61.7 万/坪(昨年同期比 +206.7 %)

持田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.7万円/坪(18.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +206.7%( +41.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 7.3年(昨年 33.0年から -77.8 %減)。平均土地面積は 134.2 坪 (昨年 56.0 坪から +139.9 %増)。平均建物面積は 32.3 坪 (昨年 31.3 坪から +3.2 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 33.0 年 → 2020年 7.3 年、-77.8 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 % → 2020年 33.3 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 31.0 分 → 2020年 38.2 分、+23.4 %と大きく増加)

皆野駅2.1 万/坪(昨年同期比 -91.0 %)

皆野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.1万円/坪(0.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -91.0%( -21.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 26.0年(昨年 28.0年から -7.1 %減)。平均土地面積は 37.8 坪 (昨年 54.5 坪から -30.6 %減)。平均建物面積は 19.7 坪 (昨年 30.3 坪から -35.0 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 60.0 分 → 2020年 12.0 分、-80.0 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 100.0 %)

小前田駅37.8 万/坪(昨年同期比 -65.7 %)

小前田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.8万円/坪(11.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -65.7%( -72.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 21.0年(昨年 12.3年から +70.3 %増)。平均土地面積は 128.6 坪 (昨年 93.8 坪から +37.1 %増)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 126.0 坪から -74.8 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 12.3 年 → 2020年 21.0 年、+70.3 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2019年 10.5 分 → 2020年 12.3 分、+17.5 %と増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 66.7 % → 2020年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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