秩父本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年10月〜12月期の秩父本線 (羽生駅三峰口駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.6万円/坪(13.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +12.8%( +5.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 74 件(1年前(2018年)に比べて +7.2%( +5件/坪)と堅調に推移しています。)。

平均築年数は 21.6年(昨年 21.2年から +2.0 %増)。平均土地面積は 90.5 坪 (昨年 99.8 坪から -9.3 %減)。平均建物面積は 48.5 坪 (昨年 56.7 坪から -14.4 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 9 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。東行田駅持田駅桜沢駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは寄居駅で昨年に比べ +229.7 %、坪単価は 54.1 万円/坪となった。

上位 2 駅(寄居駅武川駅)は +203.6 %(坪単価 +31.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(皆野駅行田市駅)は -48.9 %(坪単価 -28.6 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 2.9 % → 2019年 8.1 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.4 % → 2019年 34.8 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 15.9 % → 2019年 18.2 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった御花畑駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 74.7万円/坪(22.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +158.3%( +45.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった皆野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.5万円/坪(2.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -89.3%( -53.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

秩父本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
秩父本線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
羽生駅40.4万/坪
(23.0年/76.0坪)
38.9万/坪
(18.0年/63.5坪)
41.3万/坪
(11.9年/101坪)
西羽生駅--29.9万/坪
(19.8年/236坪)
新郷駅22.8万/坪
(42.3年/307坪)
11.0万/坪
(40.8年/103坪)
武州荒木駅--9.3万/坪
(32.8年/31.8坪)
東行田駅46.2万/坪
(31.3年/126坪)
30.1万/坪
(27.8年/93.2坪)
49.0万/坪
(17.5年/74.8坪)
行田市駅35.9万/坪
(18.8年/116坪)
39.3万/坪
(18.8年/116坪)
60.2万/坪
(12.8年/85.1坪)
持田駅45.2万/坪
(19.1年/193坪)
27.4万/坪
(28.3年/49.9坪)
41.4万/坪
(18.4年/87.7坪)
ソシオ流通センター駅---
熊谷駅46.0万/坪
(23.0年/55.2坪)
46.2万/坪
(19.1年/89.4坪)
53.0万/坪
(20.7年/107坪)
上熊谷駅---
石原駅---
ひろせ野鳥の森駅--66.1万/坪
(0.8年/63.5坪)
大麻生駅---
明戸駅---
武川駅38.2万/坪
(19.8年/110坪)
13.8万/坪
(22.8年/84.7坪)
-
永田駅-46.3万/坪
(13.4年/52.9坪)
89.1万/坪
(-0.25年/59.0坪)
小前田駅57.7万/坪
(6.0年/155坪)
50.1万/坪
(25.6年/204坪)
96.2万/坪
(0.25年/69.6坪)
桜沢駅73.5万/坪
(0.8年/87.7坪)
55.1万/坪
(5.3年/77.6坪)
-
寄居駅54.1万/坪
(15.8年/63.5坪)
16.4万/坪
(41.8年/37.1坪)
60.1万/坪
(0.8年/72.6坪)
波久礼駅--16.5万/坪
(39.8年/281坪)
樋口駅---
野上駅---
長瀞駅---
上長瀞駅---
親鼻駅--3.3万/坪
(30.8年/63.5坪)
皆野駅6.5万/坪
(28.3年/72.6坪)
60.4万/坪
(0.8年/78.7坪)
15.6万/坪
(25.8年/78.7坪)
和銅黒谷駅46.8万/坪
(15.3年/72.6坪)
-55.1万/坪
(22.8年/81.7坪)
大野原駅-42.3万/坪
(32.8年/263坪)
-
秩父駅---
御花畑駅74.7万/坪
(13.3年/77.1坪)
28.9万/坪
(21.8年/31.8坪)
52.3万/坪
(37.3年/142坪)
影森駅-22.9万/坪
(26.8年/56.0坪)
57.9万/坪
(13.3年/45.4坪)
浦山口駅---
武州中川駅---
武州日野駅-34.0万/坪
(23.8年/257坪)
9.1万/坪
(26.8年/25.7坪)
白久駅---
三峰口駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

寄居駅54.1 万/坪(昨年同期比 +229.7 %)

寄居駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.1万円/坪(16.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +229.7%( +37.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 15.8年(昨年 41.8年から -62.3 %減)。平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 37.1 坪から +71.4 %増)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 106.9 坪から -68.9 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 41.8 年 → 2019年 15.8 年、-62.3 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 7.0 分 → 2019年 8.0 分、+14.3 %と増加)

武川駅38.2 万/坪(昨年同期比 +177.6 %)

武川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.2万円/坪(11.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +177.6%( +24.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 19.8年(昨年 22.8年から -13.2 %減)。平均土地面積は 110.4 坪 (昨年 84.7 坪から +30.4 %増)。平均建物面積は 59.7 坪 (昨年 36.3 坪から +64.6 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 22.8 年 → 2019年 19.8 年、-13.2 %と減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 30.0 分 → 2019年 19.0 分、-36.7 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 50.0 %)

皆野駅6.5 万/坪(昨年同期比 -89.3 %)

皆野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.5万円/坪(2.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -89.3%( -53.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 28.3年(昨年 0.8年から +3652.4 %増)。平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 78.7 坪から -7.7 %減)。平均建物面積は 39.3 坪 (昨年 34.8 坪から +13.0 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 0.8 年 → 2019年 28.3 年、+3652.4 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 11.0 分 → 2019年 54.5 分、+395.5 %と大きく増加)

行田市駅35.9 万/坪(昨年同期比 -8.6 %)

行田市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.9万円/坪(10.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -8.6%( -3.4万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 18.8年(昨年 18.8年から -0.0 %減)。平均土地面積は 115.9 坪 (昨年 116.2 坪から -0.3 %減)。平均建物面積は 32.7 坪 (昨年 33.0 坪から -0.9 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 32.2 分 → 2019年 20.2 分、-37.3 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 40.0 % → 2019年 50.0 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 20.0 % → 2019年 25.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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