JR総武線快速 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年1月〜3月期のJR総武線快速 (市川駅千葉駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 115万円/坪(34.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +1.3%( +1.5万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 116 件(1年前(2021年)に比べて +16.0%( +16件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 16.9年(昨年 13.8年から +22.1 %増)。平均土地面積は 51.2 坪 (昨年 55.3 坪から -7.4 %減)。平均建物面積は 51.1 坪 (昨年 43.1 坪から +18.7 %増)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全体的に上昇基調。市川駅船橋駅稲毛駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは船橋駅で昨年に比べ +16.9 %、坪単価は 165 万円/坪となった。

上位 1 駅(船橋駅)は +16.9 %(坪単価 +23.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(千葉駅)は -30.1 %(坪単価 -27.0 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 2.0 % → 2022年 4.3 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 4.3 % → 2022年 4.4 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 13.8 年 → 2022年 16.9 年、+22.1 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 56.4 % → 2022年 42.1 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 16.0 % → 2022年 21.9 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった船橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 165万円/坪(49.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +16.9%( +23.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 15 件(1年前(2021年)に比べて +25.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった千葉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.8万円/坪(19.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -30.1%( -27.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 33 件(1年前(2021年)に比べて +37.5%( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。

JR総武線快速(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR総武線快速現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
市川駅143万/坪
(13.3年/37.0坪)
127万/坪
(16.1年/33.6坪)
126万/坪
(15.7年/36.7坪)
船橋駅165万/坪
(9.4年/53.3坪)
141万/坪
(15.5年/72.9坪)
314万/坪
(16.8年/57.4坪)
津田沼駅127万/坪
(12.3年/49.7坪)
147万/坪
(14.8年/49.5坪)
141万/坪
(5.0年/86.7坪)
稲毛駅115万/坪
(12.6年/53.7坪)
101万/坪
(11.4年/54.3坪)
92.1万/坪
(17.3年/53.6坪)
千葉駅62.8万/坪
(28.6年/62.7坪)
89.8万/坪
(13.1年/74.3坪)
66.2万/坪
(21.7年/72.8坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

船橋駅164.9 万/坪(昨年同期比 +16.9 %)

船橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 165万円/坪(49.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +16.9%( +23.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 15 件(1年前(2021年)に比べて +25.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 9.4年(昨年 15.5年から -39.2 %減)。平均土地面積は 53.3 坪 (昨年 72.9 坪から -26.8 %減)。平均建物面積は 85.6 坪 (昨年 73.5 坪から +16.5 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 15.5 年 → 2022年 9.4 年、-39.2 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 40.0 % → 2022年 42.9 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 30.0 % → 2022年 28.6 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 16.7 % → 2022年 13.3 %)

千葉駅62.8 万/坪(昨年同期比 -30.1 %)

千葉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.8万円/坪(19.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -30.1%( -27.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 33 件(1年前(2021年)に比べて +37.5%( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 28.6年(昨年 13.1年から +119.2 %増)。平均土地面積は 62.7 坪 (昨年 74.3 坪から -15.6 %減)。平均建物面積は 44.8 坪 (昨年 41.7 坪から +7.5 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 13.1 年 → 2022年 28.6 年、+119.2 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 12.5 % → 2022年 40.6 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 % → 2022年 18.8 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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