JR東金線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜12月期のJR東金線 (大網駅成東駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.4万円/坪(11.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +10.1%( +3.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 207 件(1年前(2018年)に比べて -1.9%( -4件/坪)と僅かに減少しています。)。

平均築年数は 24.3年(昨年 23.1年から +5.2 %増)。平均土地面積は 96.6 坪 (昨年 98.7 坪から -2.1 %減)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 46.4 坪から -28.2 %減)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供が独立した老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。上昇基調の駅が大きく上回った。成東駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは求名駅で昨年に比べ +177.7 %、坪単価は 63.5 万円/坪となった。

上位 1 駅(求名駅)は +177.7 %(坪単価 +40.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(東金駅)は -13.5 %(坪単価 -4.7 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 2.8 % → 2019年 4.8 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 57.1 % → 2019年 55.2 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 40.8 分 → 2019年 45.8 分、+12.3 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 10.1 % → 2019年 14.1 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 13.6 % → 2019年 13.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった求名駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 63.5万円/坪(19.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +177.7%( +40.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2018年)に比べて -41.7%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった成東駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.7万円/坪(9.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +22.5%( +5.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 26 件(1年前(2018年)に比べて +18.2%( +4件/坪)と好調に推移しています。)。

JR東金線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR東金線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
大網駅39.3万/坪
(23.0年/91.4坪)
36.3万/坪
(21.8年/90.2坪)
35.3万/坪
(21.4年/91.2坪)
福俵駅43.8万/坪
(12.5年/99.4坪)
37.4万/坪
(19.3年/86.1坪)
22.8万/坪
(27.2年/70.2坪)
東金駅30.2万/坪
(25.8年/101坪)
34.9万/坪
(23.0年/106坪)
31.0万/坪
(22.9年/93.5坪)
求名駅63.5万/坪
(25.6年/107坪)
22.8万/坪
(25.8年/113坪)
28.2万/坪
(23.1年/83.0坪)
成東駅29.7万/坪
(26.6年/91.7坪)
24.2万/坪
(27.0年/90.3坪)
23.5万/坪
(24.7年/97.1坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

求名駅63.5 万/坪(昨年同期比 +177.7 %)

求名駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 63.5万円/坪(19.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +177.7%( +40.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2018年)に比べて -41.7%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 25.6年(昨年 25.8年から -0.8 %減)。平均土地面積は 107.0 坪 (昨年 113.0 坪から -5.3 %減)。平均建物面積は 30.8 坪 (昨年 73.1 坪から -57.9 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 60.9 % → 2019年 50.0 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 17.4 % → 2019年 14.3 %)

東金駅30.2 万/坪(昨年同期比 -13.5 %)

東金駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.2万円/坪(9.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -13.5%( -4.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 82 件(1年前(2018年)に比べて -3.5%( -3件/坪)と小幅に減少しています。)。

平均築年数は 25.8年(昨年 23.0年から +12.6 %増)。平均土地面積は 101.0 坪 (昨年 105.6 坪から -4.4 %減)。平均建物面積は 35.3 坪 (昨年 48.4 坪から -26.9 %減)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 1.2 % → 2019年 4.9 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 60.3 % → 2019年 56.6 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 23.0 年 → 2019年 25.8 年、+12.6 %と増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2018年 45.9 分 → 2019年 52.0 分、+13.2 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 7.7 % → 2019年 15.8 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 16.7 % → 2019年 13.2 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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