JR常磐線快速 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年1月〜12月期のJR常磐線快速 (松戸駅天王台駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 107万円/坪(32.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +16.0%( +14.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 251 件(1年前(2021年)に比べて -15.5%( -46件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 16.2年(昨年 17.5年から -7.4 %減)。平均土地面積は 51.3 坪 (昨年 57.2 坪から -10.3 %減)。平均建物面積は 43.7 坪 (昨年 43.6 坪から +0.1 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。柏駅我孫子駅天王台駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは柏駅で昨年に比べ +17.8 %、坪単価は 117 万円/坪となった。

上位 1 駅(柏駅)は +17.8 %(坪単価 +17.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(松戸駅)は +7.3 %(坪単価 +6.6 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 0.3 % → 2022年 1.6 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 40.4 % → 2022年 44.3 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.9 % → 2022年 24.0 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 4.0 % → 2022年 1.6 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった柏駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 117万円/坪(35.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +17.8%( +17.7万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 112 件(1年前(2021年)に比べて -16.4%( -22件/坪)と不調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった我孫子駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 95.2万円/坪(28.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +16.6%( +13.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 34 件(1年前(2021年)に比べて -43.3%( -26件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR常磐線快速(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR常磐線快速現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
松戸駅97.7万/坪
(21.0年/47.0坪)
91.0万/坪
(25.9年/49.5坪)
101万/坪
(15.1年/47.9坪)
柏駅117万/坪
(14.0年/51.1坪)
99.7万/坪
(13.3年/63.4坪)
91.9万/坪
(12.9年/52.6坪)
我孫子駅95.2万/坪
(16.2年/55.3坪)
81.7万/坪
(20.1年/56.0坪)
79.1万/坪
(14.3年/64.8坪)
天王台駅102万/坪
(15.6年/54.7坪)
87.7万/坪
(15.6年/50.4坪)
84.5万/坪
(10.0年/54.8坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

柏駅117.4 万/坪(昨年同期比 +17.8 %)

柏駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 117万円/坪(35.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +17.8%( +17.7万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 112 件(1年前(2021年)に比べて -16.4%( -22件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 14.0年(昨年 13.3年から +4.7 %増)。平均土地面積は 51.1 坪 (昨年 63.4 坪から -19.4 %減)。平均建物面積は 43.0 坪 (昨年 47.7 坪から -9.7 %減)。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2021年 46.1 % → 2022年 47.3 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 3.1 % → 2022年 3.6 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 10.9 % → 2022年 12.5 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.3 % → 2022年 20.5 %)

松戸駅97.7 万/坪(昨年同期比 +7.3 %)

松戸駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.7万円/坪(29.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +7.3%( +6.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 59 件(1年前(2021年)に比べて +5.4%( +3件/坪)と堅調に推移しています。)。

平均築年数は 21.0年(昨年 25.9年から -19.0 %減)。平均土地面積は 47.0 坪 (昨年 49.5 坪から -5.1 %減)。平均建物面積は 38.6 坪 (昨年 44.0 坪から -12.4 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2021年 25.9 年 → 2022年 21.0 年、-19.0 %と減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 36.4 % → 2022年 22.8 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2021年 29.1 % → 2022年 29.8 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2021年 17.0 分 → 2022年 19.6 分、+15.1 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 21.8 % → 2022年 28.1 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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