京成成田空港線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年1月〜12月期の京成成田空港線 (東松戸駅成田空港駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 106万円/坪(32.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +14.5%( +13.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 70 件(1年前(2021年)に比べて -23.1%( -21件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 12.5年(昨年 13.0年から -3.6 %減)。平均土地面積は 74.4 坪 (昨年 63.7 坪から +16.7 %増)。平均建物面積は 41.5 坪 (昨年 35.2 坪から +17.7 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく減少。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。東松戸駅千葉ニュータウン中央駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは東松戸駅で昨年に比べ +68.5 %、坪単価は 72.0 万円/坪となった。

上位 1 駅(東松戸駅)は +68.5 %(坪単価 +29.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(成田湯川駅)は -18.2 %(坪単価 -12.2 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 % → 2022年 20.3 %)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 5.7 % → 2022年 6.2 %)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 46.6 % → 2022年 37.5 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 4.5 % → 2022年 6.2 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった千葉ニュータウン中央駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 132万円/坪(40.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +38.7%( +36.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 34 件(1年前(2021年)に比べて -48.5%( -32件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった成田湯川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.0万円/坪(16.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -18.2%( -12.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 8 件(前年比変わらず)。

京成成田空港線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
京成成田空港線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
東松戸駅72.0万/坪
(19.7年/77.6坪)
42.7万/坪
(20.6年/67.1坪)
83.8万/坪
(13.2年/48.9坪)
新鎌ケ谷駅112万/坪
(18.3年/43.4坪)
109万/坪
(10.4年/42.8坪)
90.5万/坪
(21.7年/67.4坪)
千葉ニュータウン中央駅132万/坪
(8.2年/59.9坪)
95.3万/坪
(12.6年/63.6坪)
99.2万/坪
(6.7年/55.8坪)
印旛日本医大駅77.4万/坪
(15.0年/136坪)
89.9万/坪
(5.6年/56.0坪)
120万/坪
(4.0年/58.1坪)
成田湯川駅55.0万/坪
(26.4年/74.1坪)
67.2万/坪
(21.4年/93.2坪)
86.7万/坪
(12.0年/90.6坪)
成田空港駅79.6万/坪
(4.2年/106坪)
-

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

東松戸駅72.0 万/坪(昨年同期比 +68.5 %)

東松戸駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 72.0万円/坪(21.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +68.5%( +29.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2021年)に比べて +200.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 19.7年(昨年 20.6年から -4.2 %減)。平均土地面積は 77.6 坪 (昨年 67.1 坪から +15.8 %増)。平均建物面積は 93.3 坪 (昨年 46.4 坪から +101.2 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 % → 2022年 28.6 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 11.3 分 → 2022年 18.0 分、+58.8 %と大きく増加)
  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 33.3 % → 2022年 14.3 %)

成田湯川駅55.0 万/坪(昨年同期比 -18.2 %)

成田湯川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.0万円/坪(16.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -18.2%( -12.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 8 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 26.4年(昨年 21.4年から +23.5 %増)。平均土地面積は 74.1 坪 (昨年 93.2 坪から -20.5 %減)。平均建物面積は 37.2 坪 (昨年 36.5 坪から +1.8 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 42.9 % → 2022年 33.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 21.4 年 → 2022年 26.4 年、+23.5 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 14.3 % → 2022年 33.3 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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