京成千原線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年1月〜12月期の京成千原線 (千葉中央駅ちはら台駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 93.1万円/坪(28.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +1.3%( +1.2万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 88 件(1年前(2020年)に比べて +10.0%( +8件/坪)と好調に推移しています。)。

平均築年数は 11.4年(昨年 12.6年から -9.4 %減)。平均土地面積は 74.9 坪 (昨年 64.5 坪から +16.1 %増)。平均建物面積は 46.6 坪 (昨年 40.7 坪から +14.5 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が小幅増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。千葉寺駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは千葉寺駅で昨年に比べ +33.4 %、坪単価は 112 万円/坪となった。

上位 1 駅(千葉寺駅)は +33.4 %(坪単価 +28.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(おゆみ野駅)は -14.5 %(坪単価 -16.7 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2020年 42.5 % → 2021年 45.6 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 23.3 % → 2021年 20.3 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 11.2 % → 2021年 8.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった千葉寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 112万円/坪(33.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +33.4%( +28.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2020年)に比べて +20.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となったちはら台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 83.5万円/坪(25.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +8.6%( +6.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 33 件(1年前(2020年)に比べて +26.9%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。

京成千原線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
京成千原線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
千葉中央駅81.1万/坪
(22.8年/197坪)
--
千葉寺駅112万/坪
(11.2年/65.0坪)
83.6万/坪
(15.5年/106坪)
113万/坪
(3.9年/39.3坪)
大森台駅87.4万/坪
(17.3年/58.9坪)
98.4万/坪
(11.6年/48.6坪)
48.9万/坪
(31.5年/66.2坪)
学園前駅98.7万/坪
(4.5年/54.3坪)
96.9万/坪
(6.5年/51.9坪)
68.1万/坪
(12.1年/46.9坪)
おゆみ野駅98.1万/坪
(13.8年/57.1坪)
115万/坪
(10.5年/64.0坪)
77.1万/坪
(17.2年/56.9坪)
ちはら台駅83.5万/坪
(12.8年/94.5坪)
76.9万/坪
(15.0年/63.9坪)
77.5万/坪
(9.0年/60.1坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

千葉寺駅111.6 万/坪(昨年同期比 +33.4 %)

千葉寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 112万円/坪(33.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +33.4%( +28.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2020年)に比べて +20.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 11.2年(昨年 15.5年から -27.8 %減)。平均土地面積は 65.0 坪 (昨年 106.0 坪から -38.7 %減)。平均建物面積は 45.1 坪 (昨年 88.3 坪から -48.9 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 15.5 年 → 2021年 11.2 年、-27.8 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 30.0 % → 2021年 50.0 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 40.0 % → 2021年 25.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 8.2 分 → 2021年 10.7 分、+30.1 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 20.0 % → 2021年 16.7 %)

おゆみ野駅98.1 万/坪(昨年同期比 -14.5 %)

おゆみ野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 98.1万円/坪(29.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -14.5%( -16.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2020年)に比べて -35.7%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 13.8年(昨年 10.5年から +31.4 %増)。平均土地面積は 57.1 坪 (昨年 64.0 坪から -10.7 %減)。平均建物面積は 37.8 坪 (昨年 35.8 坪から +5.7 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 28.6 % → 2021年 12.5 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 10.5 年 → 2021年 13.8 年、+31.4 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2020年 8.2 分 → 2021年 9.2 分、+12.3 %と増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 42.9 % → 2021年 12.5 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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