京成千原線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年10月〜12月期の京成千原線 (千葉中央駅ちはら台駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 96.1万円/坪(29.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +23.6%( +18.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 21 件(1年前(2019年)に比べて +23.5%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 10.5年(昨年 8.1年から +29.2 %増)。平均土地面積は 74.3 坪 (昨年 52.7 坪から +41.0 %増)。平均建物面積は 54.0 坪 (昨年 35.2 坪から +53.5 %増)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。大森台駅学園前駅ちはら台駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは学園前駅で昨年に比べ +58.2 %、坪単価は 136 万円/坪となった。

上位 1 駅(学園前駅)は +58.2 %(坪単価 +50.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(千葉寺駅)は -15.3 %(坪単価 -15.5 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2019年 18.4 分 → 2020年 15.8 分、-14.1 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 5.9 % → 2020年 9.5 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 21.4 % → 2020年 16.7 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 8.1 年 → 2020年 10.5 年、+29.2 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2019年 35.7 % → 2020年 33.3 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった学園前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 136万円/坪(41.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +58.2%( +50.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となったちはら台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 82.6万円/坪(25.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +20.9%( +14.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(前年比変わらず)。

京成千原線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
京成千原線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
千葉中央駅---
千葉寺駅85.4万/坪
(16.1年/191坪)
101万/坪
(0.8年/34.8坪)
-
大森台駅113万/坪
(8.2年/50.5坪)
91.5万/坪
(-0.25年/51.4坪)
64.5万/坪
(32.8年/44.6坪)
学園前駅136万/坪
(0.8年/48.4坪)
86.2万/坪
(2.8年/49.5坪)
75.5万/坪
(15.8年/47.4坪)
おゆみ野駅85.0万/坪
(22.8年/36.3坪)
-79.3万/坪
(16.8年/43.9坪)
ちはら台駅82.6万/坪
(10.8年/61.5坪)
68.3万/坪
(12.8年/56.5坪)
82.0万/坪
(7.4年/54.1坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

学園前駅136.4 万/坪(昨年同期比 +58.2 %)

学園前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 136万円/坪(41.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +58.2%( +50.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 0.8年(昨年 2.8年から -72.6 %減)。平均土地面積は 48.4 坪 (昨年 49.5 坪から -2.3 %減)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 37.4 坪から -15.2 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 2.8 年 → 2020年 0.8 年、-72.6 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 100.0 %)

千葉寺駅85.4 万/坪(昨年同期比 -15.3 %)

千葉寺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.4万円/坪(25.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -15.3%( -15.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 16.1年(昨年 0.8年から +2036.6 %増)。平均土地面積は 190.6 坪 (昨年 34.8 坪から +447.8 %増)。平均建物面積は 180.5 坪 (昨年 28.7 坪から +528.1 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2019年 0.8 年 → 2020年 16.1 年、+2036.6 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2019年 7.0 分 → 2020年 8.0 分、+14.3 %と増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 33.3 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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