東葉高速鉄道 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年4月〜6月期の東葉高速鉄道 (西船橋駅東葉勝田台駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 105万円/坪(31.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +6.6%( +6.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 79 件(1年前(2019年)に比べて +51.9%( +27件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 5.2年(昨年 12.5年から -58.7 %減)。平均土地面積は 49.8 坪 (昨年 67.6 坪から -26.4 %減)。平均建物面積は 37.9 坪 (昨年 49.5 坪から -23.4 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。八千代緑が丘駅八千代中央駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは八千代中央駅で昨年に比べ +48.3 %、坪単価は 76.1 万円/坪となった。

上位 2 駅(八千代中央駅八千代緑が丘駅)は +37.6 %(坪単価 +24.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(飯山満駅村上駅)は -12.9 %(坪単価 -12.6 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 12.5 年 → 2020年 5.2 年、-58.7 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 49.0 % → 2020年 74.0 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 15.7 % → 2020年 5.2 %)

価格下落要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 3.9 % → 2020年 2.6 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 3.8 % → 2020年 1.3 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった西船橋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 142万円/坪(43.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +7.4%( +9.8万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった村上駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 73.5万円/坪(22.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -6.0%( -4.7万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

東葉高速鉄道(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
東葉高速鉄道現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
西船橋駅142万/坪
(0.6年/37.3坪)
132万/坪
(6.7年/61.5坪)
135万/坪
(19.3年/33.6坪)
東海神駅---
飯山満駅83.1万/坪
(9.3年/42.4坪)
104万/坪
(9.0年/105坪)
91.7万/坪
(7.7年/73.4坪)
北習志野駅127万/坪
(11.8年/53.1坪)
128万/坪
(7.9年/33.0坪)
90.6万/坪
(18.3年/47.1坪)
船橋日大前駅108万/坪
(5.8年/44.0坪)
112万/坪
(8.6年/49.6坪)
90.3万/坪
(8.1年/40.2坪)
八千代緑が丘駅110万/坪
(3.1年/46.4坪)
86.4万/坪
(10.1年/51.1坪)
108万/坪
(1.8年/46.0坪)
八千代中央駅76.1万/坪
(6.9年/38.4坪)
51.3万/坪
(34.4年/167坪)
95.9万/坪
(0.25年/36.3坪)
村上駅73.5万/坪
(9.8年/230坪)
78.2万/坪
(22.8年/47.6坪)
114万/坪
(0.25年/43.9坪)
東葉勝田台駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

八千代中央駅76.1 万/坪(昨年同期比 +48.3 %)

八千代中央駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 76.1万円/坪(23.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +48.3%( +24.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(1年前(2019年)に比べて +83.3%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 6.9年(昨年 34.4年から -80.0 %減)。平均土地面積は 38.4 坪 (昨年 167.1 坪から -77.0 %減)。平均建物面積は 29.8 坪 (昨年 129.8 坪から -77.0 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 34.4 年 → 2020年 6.9 年、-80.0 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 9.1 %)

八千代緑が丘駅109.6 万/坪(昨年同期比 +26.8 %)

八千代緑が丘駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 110万円/坪(33.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +26.8%( +23.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 41 件(1年前(2019年)に比べて +127.8%( +23件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 3.1年(昨年 10.1年から -69.0 %減)。平均土地面積は 46.4 坪 (昨年 51.1 坪から -9.2 %減)。平均建物面積は 30.9 坪 (昨年 31.1 坪から -0.5 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 10.1 年 → 2020年 3.1 年、-69.0 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 22.6 分 → 2020年 17.8 分、-21.3 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 61.1 % → 2020年 87.5 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 22.2 % → 2020年 2.5 %)

飯山満駅83.1 万/坪(昨年同期比 -19.9 %)

飯山満駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 83.1万円/坪(25.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -19.9%( -20.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 9.3年(昨年 9.0年から +2.8 %増)。平均土地面積は 42.4 坪 (昨年 104.7 坪から -59.6 %減)。平均建物面積は 32.3 坪 (昨年 40.5 坪から -20.2 %減)。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 % → 2020年 33.3 %)

村上駅73.5 万/坪(昨年同期比 -6.0 %)

村上駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 73.5万円/坪(22.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -6.0%( -4.7万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 9.8年(昨年 22.8年から -57.1 %減)。平均土地面積は 229.9 坪 (昨年 47.6 坪から +382.5 %増)。平均建物面積は 228.4 坪 (昨年 29.5 坪から +674.4 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 22.8 年 → 2020年 9.8 年、-57.1 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 6.5 分 → 2020年 9.0 分、+38.5 %と大きく増加)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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