北総鉄道 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年7月〜9月期の北総鉄道 (矢切駅印旛日本医大駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 117万円/坪(35.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +1.9%( +2.2万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 70 件(1年前(2021年)に比べて -32.7%( -34件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 8.4年(昨年 7.1年から +19.2 %増)。平均土地面積は 67.7 坪 (昨年 55.7 坪から +21.6 %増)。平均建物面積は 48.7 坪 (昨年 35.0 坪から +39.4 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。北国分駅西白井駅千葉ニュータウン中央駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは東松戸駅で昨年に比べ +280.3 %、坪単価は 76.0 万円/坪となった。

上位 2 駅(東松戸駅北国分駅)は +169.4 %(坪単価 +56.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(白井駅小室駅)は -39.3 %(坪単価 -52.8 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 1.0 % → 2022年 4.4 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 44.4 % → 2022年 50.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2021年 7.1 年 → 2022年 8.4 年、+19.2 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2021年 10.1 % → 2022年 10.3 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 2.9 % → 2022年 2.9 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった北国分駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 155万円/坪(46.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +58.5%( +57.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -76.5%( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった白井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.4万円/坪(20.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -55.1%( -81.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

北総鉄道(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
北総鉄道現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
矢切駅121万/坪
(15.8年/37.7坪)
113万/坪
(9.5年/46.1坪)
99.1万/坪
(11.9年/45.4坪)
北国分駅155万/坪
(6.5年/79.4坪)
97.8万/坪
(16.4年/45.8坪)
69.1万/坪
(27.1年/50.4坪)
秋山駅-89.6万/坪
(2.5年/46.9坪)
76.9万/坪
(12.8年/38.3坪)
東松戸駅76.0万/坪
(32.5年/182坪)
20.0万/坪
(28.0年/82.4坪)
77.8万/坪
(2.2年/40.3坪)
松飛台駅-102万/坪
(21.9年/118坪)
53.4万/坪
(25.0年/86.2坪)
大町駅150万/坪
(0.5年/49.9坪)
-88.2万/坪
(0.5年/43.9坪)
新鎌ケ谷駅133万/坪
(20.5年/45.4坪)
144万/坪
(0.5年/52.2坪)
76.5万/坪
(25.0年/31.0坪)
西白井駅87.3万/坪
(8.3年/55.7坪)
71.3万/坪
(23.5年/37.8坪)
68.4万/坪
(15.1年/146坪)
白井駅66.4万/坪
(12.5年/149坪)
148万/坪
(1.5年/51.4坪)
96.0万/坪
(10.2年/51.4坪)
小室駅78.7万/坪
(0.5年/66.6坪)
103万/坪
(6.0年/51.4坪)
97.2万/坪
(1.0年/43.9坪)
千葉ニュータウン中央駅141万/坪
(8.3年/62.2坪)
98.2万/坪
(12.0年/66.0坪)
106万/坪
(5.7年/54.5坪)
印西牧の原駅129万/坪
(2.9年/54.3坪)
133万/坪
(0.06年/55.9坪)
109万/坪
(1.5年/56.1坪)
印旛日本医大駅70.0万/坪
(14.0年/155坪)
-120万/坪
(4.7年/59.2坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

東松戸駅76.0 万/坪(昨年同期比 +280.3 %)

東松戸駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 76.0万円/坪(23.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +280.3%( +56.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 32.5年(昨年 28.0年から +16.1 %増)。平均土地面積は 181.5 坪 (昨年 82.4 坪から +120.2 %増)。平均建物面積は 253.3 坪 (昨年 53.7 坪から +371.8 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2021年 28.0 年 → 2022年 32.5 年、+16.1 %と増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 9.0 分 → 2022年 17.0 分、+88.9 %と大きく増加)

北国分駅155.0 万/坪(昨年同期比 +58.5 %)

北国分駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 155万円/坪(46.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +58.5%( +57.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -76.5%( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 6.5年(昨年 16.4年から -60.4 %減)。平均土地面積は 79.4 坪 (昨年 45.8 坪から +73.3 %増)。平均建物面積は 64.3 坪 (昨年 31.7 坪から +103.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 16.4 年 → 2022年 6.5 年、-60.4 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2021年 17.4 分 → 2022年 14.0 分、-19.6 %と減少)

価格下落要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 40.0 % → 2022年 25.0 %)

白井駅66.4 万/坪(昨年同期比 -55.1 %)

白井駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.4万円/坪(20.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -55.1%( -81.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 12.5年(昨年 1.5年から +731.9 %増)。平均土地面積は 149.2 坪 (昨年 51.4 坪から +190.2 %増)。平均建物面積は 96.8 坪 (昨年 31.8 坪から +204.8 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 1.5 年 → 2022年 12.5 年、+731.9 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 10.0 分 → 2022年 23.3 分、+133.3 %と大きく増加)

小室駅78.7 万/坪(昨年同期比 -23.4 %)

小室駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 78.7万円/坪(23.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -23.4%( -24.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 0.5年(昨年 6.0年から -91.6 %減)。平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 51.4 坪から +29.4 %増)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 31.0 坪から +2.4 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 6.0 年 → 2022年 0.5 年、-91.6 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 100.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 17.5 分 → 2022年 30.0 分、+71.4 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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