JR紀勢本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2021年4月〜6月期のJR紀勢本線 (亀山駅鵜殿駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.3万円/坪(10.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -19.2%( -7.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 97 件(1年前(2020年)に比べて +47.0%( +31件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 32.8年(昨年 26.6年から +23.3 %増)。平均土地面積は 112.1 坪 (昨年 88.6 坪から +26.6 %増)。平均建物面積は 60.5 坪 (昨年 51.4 坪から +17.6 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。ほとんどの駅において下落した。下庄駅阿漕駅徳和駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは相賀駅で昨年に比べ +376.2 %、坪単価は 3.1 万円/坪となった。

上位 2 駅(相賀駅徳和駅)は +216.2 %(坪単価 +10.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(相可駅六軒駅)は -95.0 %(坪単価 -92.8 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 40.7 % → 2021年 36.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 26.6 年 → 2021年 32.8 年、+23.3 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 27.1 % → 2021年 42.7 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 20.3 % → 2021年 11.2 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった阿漕駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 68.0万円/坪(20.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +36.1%( +18.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった相賀駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.1万円/坪(1.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +376.2%( +2.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

JR紀勢本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR紀勢本線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
亀山駅43.7万/坪
(25.9年/198坪)
47.1万/坪
(23.9年/102坪)
52.0万/坪
(27.5年/103坪)
下庄駅50.9万/坪
(42.3年/99.8坪)
33.1万/坪
(26.3年/166坪)
38.8万/坪
(30.3年/99.8坪)
一身田駅39.8万/坪
(30.3年/82.9坪)
52.9万/坪
(27.6年/74.6坪)
77.3万/坪
(12.5年/66.9坪)
津駅55.4万/坪
(28.8年/81.2坪)
53.2万/坪
(36.3年/59.7坪)
88.2万/坪
(32.6年/87.0坪)
阿漕駅68.0万/坪
(9.6年/129坪)
50.0万/坪
(18.8年/83.2坪)
44.1万/坪
(29.5年/67.9坪)
高茶屋駅31.5万/坪
(29.5年/79.8坪)
50.7万/坪
(18.7年/69.9坪)
59.1万/坪
(18.5年/106坪)
六軒駅6.4万/坪
(44.3年/393坪)
96.2万/坪
(0.25年/63.5坪)
46.4万/坪
(23.6年/57.5坪)
松阪駅30.1万/坪
(35.6年/90.1坪)
37.6万/坪
(20.4年/102坪)
70.0万/坪
(33.2年/71.6坪)
徳和駅48.5万/坪
(17.3年/259坪)
31.0万/坪
(21.6年/56.0坪)
47.2万/坪
(22.8年/53.7坪)
多気駅---
相可駅3.3万/坪
(39.8年/159坪)
99.2万/坪
(0.25年/75.6坪)
31.6万/坪
(20.3年/63.5坪)
佐奈駅---
栃原駅25.5万/坪
(30.3年/142坪)
-28.7万/坪
(22.3年/106坪)
川添駅-5.2万/坪
(34.3年/96.8坪)
-
三瀬谷駅13.5万/坪
(37.3年/136坪)
-6.7万/坪
(36.3年/454坪)
滝原駅-6.6万/坪
(38.3年/113坪)
7.1万/坪
(0年/118坪)
阿曽駅---
伊勢柏崎駅---
大内山駅---
梅ケ谷駅---
紀伊長島駅17.0万/坪
(30.3年/74.1坪)
-8.1万/坪
(40.3年/212坪)
三野瀬駅9.0万/坪
(53.3年/333坪)
--
船津駅5.1万/坪
(42.3年/28.7坪)
-2.8万/坪
(39.3年/86.2坪)
相賀駅3.1万/坪
(50.3年/84.7坪)
0.7万/坪
(43.3年/72.6坪)
-
尾鷲駅18.3万/坪
(39.0年/89.2坪)
-9.6万/坪
(46.6年/51.9坪)
大曽根浦駅21.3万/坪
(24.3年/182坪)
--
九鬼駅---
三木里駅6.8万/坪
(45.3年/42.4坪)
--
賀田駅---
二木島駅---
新鹿駅--9.4万/坪
(37.3年/93.8坪)
波田須駅---
大泊駅---
熊野市駅34.6万/坪
(24.3年/52.9坪)
-24.8万/坪
(38.1年/36.3坪)
有井駅32.6万/坪
(38.6年/170坪)
37.5万/坪
(32.9年/99.8坪)
12.1万/坪
(19.3年/60.5坪)
神志山駅-3.2万/坪
(50.3年/242坪)
2.4万/坪
(0年/209坪)
紀伊市木駅7.8万/坪
(29.3年/54.5坪)
--
阿田和駅9.0万/坪
(41.8年/116坪)
11.3万/坪
(31.3年/60.5坪)
-
紀伊井田駅--
鵜殿駅12.0万/坪
(56.3年/66.6坪)
-20.2万/坪
(36.3年/60.9坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

相賀駅3.1 万/坪(昨年同期比 +376.2 %)

相賀駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.1万円/坪(1.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +376.2%( +2.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 50.3年(昨年 43.3年から +16.2 %増)。平均土地面積は 84.7 坪 (昨年 72.6 坪から +16.7 %増)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 22.7 坪から +40.0 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 100.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2020年 43.3 年 → 2021年 50.3 年、+16.2 %と増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 23.0 分 → 2021年 29.0 分、+26.1 %と大きく増加)

徳和駅48.5 万/坪(昨年同期比 +56.2 %)

徳和駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.5万円/坪(14.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +56.2%( +17.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 17.3年(昨年 21.6年から -20.1 %減)。平均土地面積は 258.6 坪 (昨年 56.0 坪から +362.2 %増)。平均建物面積は 95.3 坪 (昨年 34.3 坪から +177.9 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2020年 21.6 年 → 2021年 17.3 年、-20.1 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 29.7 分 → 2021年 22.5 分、-24.2 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 50.0 %)

相可駅3.3 万/坪(昨年同期比 -96.6 %)

相可駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.3万円/坪(1.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -96.6%( -95.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 39.8年(昨年 0.3年から +15682.1 %増)。平均土地面積は 158.8 坪 (昨年 75.6 坪から +110.0 %増)。平均建物面積は 50.7 坪 (昨年 36.3 坪から +39.6 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 0.3 年 → 2021年 39.8 年、+15682.1 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 5.0 分 → 2021年 43.0 分、+760.0 %と大きく増加)

六軒駅6.4 万/坪(昨年同期比 -93.3 %)

六軒駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.4万円/坪(1.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -93.3%( -89.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 44.3年(昨年 0.3年から +17468.5 %増)。平均土地面積は 393.3 坪 (昨年 63.5 坪から +519.0 %増)。平均建物面積は 232.9 坪 (昨年 33.3 坪から +600.0 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2020年 0.3 年 → 2021年 44.3 年、+17468.5 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 15.0 分 → 2021年 18.0 分、+20.0 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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