JR参宮線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜12月期のJR参宮線 (多気駅鳥羽駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.6万円/坪(12.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +4.5%( +1.7万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 74 件(1年前(2018年)に比べて +1.4%( +1件/坪)と僅かに増加しています。)。

平均築年数は 27.1年(昨年 28.9年から -6.0 %減)。平均土地面積は 74.5 坪 (昨年 102.2 坪から -27.2 %減)。平均建物面積は 49.1 坪 (昨年 49.7 坪から -1.1 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。伊勢市駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは田丸駅で昨年に比べ +209.1 %、坪単価は 75.6 万円/坪となった。

上位 2 駅(田丸駅伊勢市駅)は +123.3 %(坪単価 +30.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(鳥羽駅五十鈴ケ丘駅)は -63.6 %(坪単価 -18.4 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 22.4 分 → 2019年 18.7 分、-16.6 %と減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 52.5 % → 2019年 31.9 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 6.8 % → 2019年 8.1 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 24.6 % → 2019年 29.0 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 16.4 % → 2019年 15.9 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった田丸駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 75.6万円/坪(22.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +209.1%( +51.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて -28.6%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった鳥羽駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.2万円/坪(0.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -68.1%( -2.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

JR参宮線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR参宮線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
多気駅---
外城田駅18.3万/坪
(18.3年/160坪)
16.5万/坪
(25.1年/193坪)
-
田丸駅75.6万/坪
(5.8年/76.8坪)
24.5万/坪
(30.7年/115坪)
36.6万/坪
(15.8年/158坪)
宮川駅51.5万/坪
(20.0年/86.7坪)
73.9万/坪
(15.2年/102坪)
62.5万/坪
(13.3年/95.3坪)
山田上口駅25.4万/坪
(43.7年/61.1坪)
22.9万/坪
(35.8年/92.3坪)
23.0万/坪
(32.6年/101坪)
伊勢市駅37.5万/坪
(27.6年/77.6坪)
27.3万/坪
(36.5年/85.6坪)
36.9万/坪
(24.1年/64.8坪)
五十鈴ケ丘駅23.7万/坪
(39.1年/55.2坪)
58.0万/坪
(22.0年/236坪)
7.7万/坪
(24.4年/240坪)
二見浦駅29.7万/坪
(27.7年/60.8坪)
50.6万/坪
(20.4年/64.3坪)
56.0万/坪
(15.2年/62.0坪)
松下駅---
鳥羽駅1.2万/坪
(0年/28.7坪)
3.7万/坪
(0年/24.2坪)
7.4万/坪
(27.3年/49.5坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

田丸駅75.6 万/坪(昨年同期比 +209.1 %)

田丸駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 75.6万円/坪(22.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +209.1%( +51.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて -28.6%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 5.8年(昨年 30.7年から -81.1 %減)。平均土地面積は 76.8 坪 (昨年 115.0 坪から -33.2 %減)。平均建物面積は 33.9 坪 (昨年 48.8 坪から -30.6 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 30.7 年 → 2019年 5.8 年、-81.1 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 21.0 分 → 2019年 26.0 分、+23.8 %と大きく増加)

伊勢市駅37.5 万/坪(昨年同期比 +37.5 %)

伊勢市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.5万円/坪(11.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +37.5%( +10.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 22 件(1年前(2018年)に比べて -33.3%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 27.6年(昨年 36.5年から -24.2 %減)。平均土地面積は 77.6 坪 (昨年 85.6 坪から -9.4 %減)。平均建物面積は 45.7 坪 (昨年 33.6 坪から +36.0 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 36.5 年 → 2019年 27.6 年、-24.2 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 29.4 分 → 2019年 22.9 分、-22.3 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 60.9 % → 2019年 42.9 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 34.8 % → 2019年 23.8 %)

鳥羽駅1.2 万/坪(昨年同期比 -68.1 %)

鳥羽駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.2万円/坪(0.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -68.1%( -2.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 28.7 坪 (昨年 24.2 坪から +18.8 %増)。平均建物面積は 54.5 坪 (昨年 27.2 坪から +100.0 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 9.0 分 → 2019年 8.0 分、-11.1 %と減少)

五十鈴ケ丘駅23.7 万/坪(昨年同期比 -59.2 %)

五十鈴ケ丘駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.7万円/坪(7.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -59.2%( -34.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 39.1年(昨年 22.0年から +78.1 %増)。平均土地面積は 55.2 坪 (昨年 235.6 坪から -76.6 %減)。平均建物面積は 24.2 坪 (昨年 164.1 坪から -85.3 %減)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 75.0 % → 2019年 33.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 22.0 年 → 2019年 39.1 年、+78.1 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 14.5 分 → 2019年 21.8 分、+50.0 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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