JR奥羽本線 価格相場レポート

土地相場の概況

2021年7月〜9月期のJR奥羽本線 (津軽湯の沢駅青森駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.7万円/坪(3.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +19.3%( +2.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 78 件(1年前(2020年)に比べて -15.2%( -14件/坪)と不調に推移しています。)。

平均土地面積は 91.9 坪 (昨年 102.1 坪から -10.0 %減)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。弘前駅北常盤駅浪岡駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは北常盤駅で昨年に比べ +59.0 %、坪単価は 2.9 万円/坪となった。

上位 2 駅(北常盤駅弘前駅)は +51.9 %(坪単価 +2.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(新青森駅津軽新城駅)は -21.2 %(坪単価 -2.4 万円/坪)の下落。

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 5.4 % → 2021年 1.3 %)

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった弘前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.5万円/坪(4.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +44.9%( +4.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 23 件(1年前(2020年)に比べて -30.3%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった北常盤駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.9万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +59.0%( +1.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR奥羽本線(沿線・駅ごとの土地について)
JR奥羽本線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
津軽湯の沢駅---
碇ケ関駅-1.0万/坪
(99.8坪)
-
長峰駅-2.0万/坪
(139坪)
-
大鰐温泉駅--1.4万/坪
(51.4坪)
石川駅---
弘前駅14.5万/坪
(108坪)
10.0万/坪
(96.8坪)
11.1万/坪
(101坪)
撫牛子駅4.6万/坪
(28.0坪)
4.8万/坪
(43.5坪)
11.8万/坪
(57.5坪)
川部駅-2.1万/坪
(121坪)
4.0万/坪
(124坪)
北常盤駅2.9万/坪
(78.7坪)
1.8万/坪
(90.8坪)
5.3万/坪
(103坪)
浪岡駅5.6万/坪
(81.7坪)
4.5万/坪
(126坪)
3.2万/坪
(57.9坪)
大釈迦駅-0.3万/坪
(277坪)
-
鶴ケ坂駅1.8万/坪
(163坪)
--
津軽新城駅6.4万/坪
(87.7坪)
7.0万/坪
(305坪)
8.4万/坪
(208坪)
新青森駅8.4万/坪
(85.3坪)
12.6万/坪
(90.8坪)
11.1万/坪
(102坪)
青森駅14.3万/坪
(87.0坪)
14.5万/坪
(84.6坪)
13.8万/坪
(87.2坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

北常盤駅2.9 万/坪(昨年同期比 +59.0 %)

北常盤駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.9万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +59.0%( +1.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 78.7 坪 (昨年 90.8 坪から -13.3 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 16.5 分 → 2021年 12.0 分、-27.3 %と大きく減少)

弘前駅14.5 万/坪(昨年同期比 +44.9 %)

弘前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.5万円/坪(4.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +44.9%( +4.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 23 件(1年前(2020年)に比べて -30.3%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 107.6 坪 (昨年 96.8 坪から +11.1 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 33.1 分 → 2021年 23.7 分、-28.2 %と大きく減少)

新青森駅8.4 万/坪(昨年同期比 -33.3 %)

新青森駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.4万円/坪(2.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -33.3%( -4.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2020年)に比べて -16.7%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。

平均土地面積は 85.3 坪 (昨年 90.8 坪から -6.0 %減)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 8.3 % → 2021年 10.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 13.0 分 → 2021年 24.8 分、+90.8 %と大きく増加)

津軽新城駅6.4 万/坪(昨年同期比 -9.1 %)

津軽新城駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.4万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -9.1%( -0.6万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 87.7 坪 (昨年 304.5 坪から -71.2 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 16.8 分 → 2021年 7.5 分、-55.2 %と大きく減少)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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