土地相場の概況
2015年1月〜12月期の弘南鉄道弘南線(弘前駅~黒石駅)における土地価格の平均値は坪当たり 7.9 万円(単位平方メートル当たり 2.4 万円)。価格相場は1年前に比べて 0.6 万円減(-7.6 %)と弱含みに推移。売買数は 101 件(1年前に比べて 16 件増(+18.8 %)と好調に推移。)。
平均専有面積は 143.7 坪(昨年 188.0 坪から -23.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。平賀駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは津軽尾上駅で昨年に比べ +197.5 %、坪単価は 3.5 万円となった。
上位 1 駅(津軽尾上駅)は +197.5 %(坪単価 +2.3 万円)の上昇。一方、下位 1 駅(弘前東高前駅)は -34.4 %(坪単価 -3.8 万円)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2014年 1.2 % → 2015年 4.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2014年 31.2 分 → 2015年 40.0 分、+28.1 %と大きく増加)
セグメントごとの売買物件の内訳
セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示
駅ごとの土地相場の概要
鉄道路線中、最高値の駅となった弘前駅における土地価格の平均値は坪当たり 8.4 万円(単位平方メートル当たり 2.5 万円)。価格相場は1年前に比べて 1.6 万円減(-16.0 %)と不調に推移。売買数は 80 件(1年前に比べて 19 件増(+31.1 %)と大幅に増加。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった黒石駅における土地価格の平均値は坪当たり 2.9 万円(単位平方メートル当たり 0.9 万円)。価格相場は1年前に比べて 1.4 万円減(-32.1 %)と大幅に下落。売買数は 6 件(1年前に比べて 5 件減(-45.5 %)と大幅に減少。)。
弘南鉄道弘南線 | 現状(2015) | 1年前 | 2年前 |
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弘前駅 | 8.4万 (0.0年/407.0㎡) | 10.0万 (0.0年/619.8㎡) | 11.6万 (0.0年/364.5㎡) |
弘前東高前駅 | 7.3万 (0.0年/542.0㎡) | 11.1万 (0.0年/735.0㎡) | 10.6万 (0.0年/204.4㎡) |
運動公園前駅 | 5.4万 (0.0年/522.5㎡) | - | - |
新里駅 | 9.5万 (0.0年/653.3㎡) | - | 3.8万 (0.0年/70.0㎡) |
館田駅 | - | - | 5.9万 (0.0年/268.0㎡) |
平賀駅 | 3.5万 (0.0年/222.5㎡) | 2.6万 (0.0年/287.5㎡) | 5.4万 (0.0年/266.7㎡) |
津軽尾上駅 | 3.5万 (0.0年/396.7㎡) | 1.2万 (0.0年/560.0㎡) | 2.6万 (0.0年/527.5㎡) |
田舎館駅 | - | - | 3.0万 (0.0年/695.0㎡) |
黒石駅 | 2.9万 (0.0年/1343.3㎡) | 4.3万 (0.0年/686.4㎡) | 3.8万 (0.0年/507.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売買価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均坪単価(約 3.3 平方メートル)を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅の概要
津軽尾上駅 3.5 万/坪(昨年同期比 +197.5 %)
津軽尾上駅における土地価格の平均値は坪当たり 3.5 万円(単位平方メートル当たり 1.1 万円)。価格相場は1年前に比べて 2.3 万円増(+197.5 %)と大幅に上昇。売買数は 3 件(1年前に比べて 2 件増(+200.0 %)と大幅に増加。)。
平均専有面積は 120.0 坪(昨年 169.4 坪から -29.2 %減)。
弘前東高前駅 7.3 万/坪(昨年同期比 -34.4 %)
弘前東高前駅における土地価格の平均値は坪当たり 7.3 万円(単位平方メートル当たり 2.2 万円)。価格相場は1年前に比べて 3.8 万円減(-34.4 %)と大幅に下落。売買数は 5 件(1年前に比べて 1 件増(+25.0 %)と大幅に増加。)。
平均専有面積は 164.0 坪(昨年 222.3 坪から -26.3 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2014年 12.8 分 → 2015年 17.6 分、+38.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示