JR大村線 価格相場レポート

土地相場の概況

2019年7月〜9月期のJR大村線 (早岐駅諫早駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.9万円/坪(3.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -3.3%( -0.4万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 49 件(1年前(2018年)に比べて -14.0%( -8件/坪)と不調に推移しています。)。

平均土地面積は 125.6 坪 (昨年 146.4 坪から -14.2 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。川棚駅彼杵駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは彼杵駅で昨年に比べ +54.6 %、坪単価は 5.5 万円/坪となった。

上位 2 駅(彼杵駅川棚駅)は +42.4 %(坪単価 +1.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(早岐駅大村駅)は -25.3 %(坪単価 -3.9 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 1.8 % → 2019年 4.1 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 21.5 分 → 2019年 26.6 分、+24.0 %と大きく増加)

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった諫早駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.8万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +1.6%( +0.2万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2018年)に比べて +18.2%( +2件/坪)と好調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった彼杵駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.5万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +54.6%( +2.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

JR大村線(沿線・駅ごとの土地について)
JR大村線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
早岐駅11.3万/坪
(55.7坪)
16.2万/坪
(87.4坪)
17.6万/坪
(88.1坪)
ハウステンボス駅7.2万/坪
(161坪)
-5.6万/坪
(208坪)
南風崎駅---
小串郷駅--2.3万/坪
(221坪)
川棚駅6.0万/坪
(164坪)
4.6万/坪
(211坪)
6.6万/坪
(133坪)
彼杵駅5.5万/坪
(84.7坪)
3.6万/坪
(106坪)
-
千綿駅---
松原駅-15.2万/坪
(25.7坪)
2.9万/坪
(289坪)
竹松駅10.6万/坪
(176坪)
9.8万/坪
(183坪)
9.5万/坪
(213坪)
諏訪駅9.7万/坪
(85.1坪)
8.5万/坪
(99.8坪)
13.2万/坪
(82.4坪)
大村駅11.6万/坪
(110坪)
14.6万/坪
(95.9坪)
14.3万/坪
(113坪)
岩松駅8.6万/坪
(118坪)
10.4万/坪
(116坪)
2.0万/坪
(424坪)
諫早駅13.8万/坪
(136坪)
13.6万/坪
(139坪)
11.3万/坪
(100坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

彼杵駅5.5 万/坪(昨年同期比 +54.6 %)

彼杵駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.5万円/坪(1.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +54.6%( +2.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 84.7 坪 (昨年 105.9 坪から -20.0 %減)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 4.0 分 → 2019年 8.0 分、+100.0 %と大きく増加)

川棚駅6.0 万/坪(昨年同期比 +30.2 %)

川棚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.0万円/坪(1.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +30.2%( +1.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 164.4 坪 (昨年 210.5 坪から -21.9 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 13.4 分 → 2019年 7.0 分、-47.8 %と大きく減少)

早岐駅11.3 万/坪(昨年同期比 -30.0 %)

早岐駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.3万円/坪(3.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -30.0%( -4.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 55.7 坪 (昨年 87.4 坪から -36.3 %減)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 14.2 分 → 2019年 21.6 分、+52.1 %と大きく増加)

大村駅11.6 万/坪(昨年同期比 -20.7 %)

大村駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.6万円/坪(3.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -20.7%( -3.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて -12.5%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。

平均土地面積は 109.9 坪 (昨年 95.9 坪から +14.7 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 16.0 分 → 2019年 19.0 分、+18.8 %と増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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