JR信越本線 価格相場レポート

土地相場の概況

2020年1月〜3月期のJR信越本線 (高崎駅横川駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.7万円/坪(5.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +27.4%( +3.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 63 件(1年前(2019年)に比べて -21.2%( -17件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 163.3 坪 (昨年 145.2 坪から +12.5 %増)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。安中駅松井田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは松井田駅で昨年に比べ +69.6 %、坪単価は 1.1 万円/坪となった。

上位 2 駅(松井田駅安中駅)は +47.0 %(坪単価 +0.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(磯部駅北高崎駅)は -27.4 %(坪単価 -1.5 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2019年 33.3 分 → 2020年 29.5 分、-11.5 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 1.2 % → 2020年 3.2 %)

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった高崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.7万円/坪(9.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +1.3%( +0.4万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 21 件(1年前(2019年)に比べて +23.5%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった松井田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.1万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +69.6%( +0.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR信越本線(沿線・駅ごとの土地について)
JR信越本線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
高崎駅32.7万/坪
(83.1坪)
32.2万/坪
(89.6坪)
40.2万/坪
(82.3坪)
北高崎駅13.2万/坪
(168坪)
15.0万/坪
(105坪)
14.1万/坪
(193坪)
群馬八幡駅5.8万/坪
(243坪)
5.1万/坪
(184坪)
6.7万/坪
(178坪)
安中駅4.8万/坪
(148坪)
3.9万/坪
(214坪)
4.2万/坪
(232坪)
磯部駅1.8万/坪
(281坪)
3.1万/坪
(158坪)
5.0万/坪
(174坪)
松井田駅1.1万/坪
(361坪)
0.7万/坪
(229坪)
4.5万/坪
(156坪)
西松井田駅-10.9万/坪
(166坪)
1.6万/坪
(251坪)
横川駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

松井田駅1.1 万/坪(昨年同期比 +69.6 %)

松井田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.1万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +69.6%( +0.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 361.5 坪 (昨年 228.9 坪から +57.9 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 15.0 分 → 2020年 24.7 分、+64.4 %と大きく増加)

安中駅4.8 万/坪(昨年同期比 +24.4 %)

安中駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.8万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +24.4%( +1.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 147.6 坪 (昨年 214.0 坪から -31.0 %減)。

磯部駅1.8 万/坪(昨年同期比 -43.2 %)

磯部駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.8万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -43.2%( -1.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2019年)に比べて -41.7%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 281.3 坪 (昨年 158.2 坪から +77.8 %増)。

北高崎駅13.2 万/坪(昨年同期比 -11.6 %)

北高崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.2万円/坪(4.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -11.6%( -1.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 13 件(1年前(2019年)に比べて -27.8%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 167.5 坪 (昨年 104.8 坪から +59.9 %増)。


セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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