JR篠栗線 価格相場レポート

土地相場の概況

2019年1月〜12月期のJR篠栗線 (桂川駅吉塚駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.8万円/坪(5.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +5.6%( +1.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 121 件(1年前(2018年)に比べて +24.7%( +24件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 119.3 坪 (昨年 122.9 坪から -2.9 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。吉塚駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは桂川駅で昨年に比べ +139.1 %、坪単価は 5.4 万円/坪となった。

上位 2 駅(桂川駅吉塚駅)は +83.6 %(坪単価 +10.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(筑前大分駅長者原駅)は -52.6 %(坪単価 -8.0 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 9.3 % → 2019年 11.6 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 3.1 % → 2019年 0.8 %)

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった吉塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 76.4万円/坪(23.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +28.2%( +16.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて +20.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった筑前大分駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.6万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -76.8%( -8.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。

JR篠栗線(沿線・駅ごとの土地について)
JR篠栗線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
桂川駅5.4万/坪
(108坪)
2.2万/坪
(142坪)
3.3万/坪
(133坪)
筑前大分駅2.6万/坪
(303坪)
11.4万/坪
(86.2坪)
4.8万/坪
(103坪)
九郎原駅---
城戸南蔵院前駅1.2万/坪
(109坪)
--
筑前山手駅--11.4万/坪
(75.6坪)
篠栗駅15.8万/坪
(111坪)
15.6万/坪
(96.8坪)
15.3万/坪
(122坪)
門松駅16.4万/坪
(183坪)
13.9万/坪
(144坪)
12.5万/坪
(179坪)
長者原駅18.2万/坪
(100坪)
25.4万/坪
(74.6坪)
25.2万/坪
(168坪)
原町駅22.3万/坪
(71.8坪)
25.9万/坪
(120坪)
31.0万/坪
(84.4坪)
柚須駅28.8万/坪
(143坪)
39.6万/坪
(171坪)
26.5万/坪
(97.8坪)
吉塚駅76.4万/坪
(52.4坪)
59.6万/坪
(77.4坪)
74.1万/坪
(76.3坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

桂川駅5.4 万/坪(昨年同期比 +139.1 %)

桂川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.4万円/坪(1.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +139.1%( +3.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 21 件(1年前(2018年)に比べて +10.5%( +2件/坪)と好調に推移しています。)。

平均土地面積は 108.3 坪 (昨年 142.2 坪から -23.8 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 45.3 分 → 2019年 34.6 分、-23.6 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 5.3 % → 2019年 23.8 %)

吉塚駅76.4 万/坪(昨年同期比 +28.2 %)

吉塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 76.4万円/坪(23.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +28.2%( +16.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて +20.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 52.4 坪 (昨年 77.4 坪から -32.3 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 10.2 分 → 2019年 6.5 分、-36.3 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 20.0 % → 2019年 33.3 %)

筑前大分駅2.6 万/坪(昨年同期比 -76.8 %)

筑前大分駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.6万円/坪(0.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -76.8%( -8.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 302.5 坪 (昨年 86.2 坪から +250.9 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 3.3 分 → 2019年 8.7 分、+160.0 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 66.7 % → 2019年 66.7 %)

長者原駅18.2 万/坪(昨年同期比 -28.4 %)

長者原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.2万円/坪(5.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -28.4%( -7.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 100.2 坪 (昨年 74.6 坪から +34.3 %増)。


セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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