土地相場の概況
2019年1月〜12月期のJR上野東京ライン (川崎駅~大船駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 86.3万円/坪(26.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -3.6%( -3.2万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 166 件(1年前(2018年)に比べて -6.2%( -11件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 72.9 坪から -8.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が小幅増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。戸塚駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは横浜駅で昨年に比べ +208.0 %、坪単価は 251 万円/坪となった。
上位 1 駅(横浜駅)は +208.0 %(坪単価 +169.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大船駅)は -16.0 %(坪単価 -11.6 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2018年 22.1 分 → 2019年 24.6 分、+11.0 %と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 2.3 % → 2019年 1.8 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった横浜駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 251万円/坪(75.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +208.0%( +169.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2018年)に比べて +125.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった戸塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.9万円/坪(14.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +11.7%( +5.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 59 件(1年前(2018年)に比べて +9.3%( +5件/坪)と堅調に推移しています。)。
JR上野東京ライン | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
川崎駅 | 120万/坪 (54.1坪) | 142万/坪 (48.0坪) | 118万/坪 (43.6坪) |
横浜駅 | 251万/坪 (28.7坪) | 81.4万/坪 (39.3坪) | 199万/坪 (48.8坪) |
戸塚駅 | 47.9万/坪 (84.1坪) | 42.8万/坪 (98.5坪) | 53.5万/坪 (69.4坪) |
大船駅 | 60.5万/坪 (66.6坪) | 72.1万/坪 (79.4坪) | 67.8万/坪 (68.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
横浜駅 250.7 万/坪(昨年同期比 +208.0 %)
横浜駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 251万円/坪(75.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +208.0%( +169.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2018年)に比べて +125.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 28.7 坪 (昨年 39.3 坪から -26.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 16.5 分 → 2019年 13.4 分、-18.5 %と減少)
大船駅 60.5 万/坪(昨年同期比 -16.0 %)
大船駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.5万円/坪(18.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -16.0%( -11.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 42 件(1年前(2018年)に比べて -22.2%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 79.4 坪から -16.1 %減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示