土地相場の概況
2019年4月〜6月期のJR常磐線各駅停車 (北千住駅~金町駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 124万円/坪(37.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +11.4%( +12.7万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 24 件(1年前(2018年)に比べて +9.1%( +2件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均土地面積は 39.9 坪 (昨年 43.5 坪から -8.2 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。綾瀬駅、亀有駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは綾瀬駅で昨年に比べ +47.9 %、坪単価は 139 万円/坪となった。
上位 1 駅(綾瀬駅)は +47.9 %(坪単価 +44.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(金町駅)は -17.8 %(坪単価 -20.1 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 13.6 % → 2019年 8.3 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった北千住駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 179万円/坪(54.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +10.3%( +16.7万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった金町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 92.9万円/坪(28.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -17.8%( -20.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2018年)に比べて +22.2%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR常磐線各駅停車 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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北千住駅 | 179万/坪 (20.7坪) | 163万/坪 (29.7坪) | 144万/坪 (18.2坪) |
綾瀬駅 | 139万/坪 (47.6坪) | 93.9万/坪 (21.2坪) | 210万/坪 (49.5坪) |
亀有駅 | 120万/坪 (62.0坪) | 94.3万/坪 (32.8坪) | 181万/坪 (35.9坪) |
金町駅 | 92.9万/坪 (38.9坪) | 113万/坪 (65.0坪) | 68.6万/坪 (46.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
綾瀬駅 138.8 万/坪(昨年同期比 +47.9 %)
綾瀬駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 139万円/坪(42.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +47.9%( +44.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 47.6 坪 (昨年 21.2 坪から +125.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 12.5 分 → 2019年 6.0 分、-52.0 %と大きく減少)
金町駅 92.9 万/坪(昨年同期比 -17.8 %)
金町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 92.9万円/坪(28.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -17.8%( -20.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2018年)に比べて +22.2%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 38.9 坪 (昨年 65.0 坪から -40.2 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 13.9 分 → 2019年 17.0 分、+22.4 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 11.1 % → 2019年 9.1 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示