都営浅草線 価格相場レポート

土地相場の概況

2021年1月〜3月期の都営浅草線 (西馬込駅押上駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 384万円/坪(116万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +32.3%( +93.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 27 件(1年前(2020年)に比べて +68.8%( +11件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 48.3 坪 (昨年 27.9 坪から +73.4 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。浅草駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは浅草駅で昨年に比べ +34.3 %、坪単価は 298 万円/坪となった。

上位 2 駅(浅草駅五反田駅)は +21.1 %(坪単価 +55.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(本所吾妻橋駅馬込駅)は -23.4 %(坪単価 -89.6 万円/坪)の下落。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2020年 6.6 分 → 2021年 7.6 分、+15.7 %と増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 37.5 % → 2021年 14.8 %)

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった五反田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 484万円/坪(146万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +7.8%( +35.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった馬込駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 154万円/坪(46.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -22.4%( -44.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

都営浅草線(沿線・駅ごとの土地について)
都営浅草線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
西馬込駅187万/坪
(51.4坪)
224万/坪
(12.1坪)
171万/坪
(55.3坪)
馬込駅154万/坪
(37.8坪)
198万/坪
(18.2坪)
169万/坪
(33.3坪)
中延駅-287万/坪
(22.7坪)
284万/坪
(25.7坪)
戸越駅213万/坪
(25.0坪)
223万/坪
(40.8坪)
207万/坪
(30.3坪)
五反田駅484万/坪
(67.7坪)
449万/坪
(42.4坪)
-
高輪台駅786万/坪
(56.0坪)
--
泉岳寺駅-557万/坪
(28.7坪)
-
三田駅1,983万/坪
(19.7坪)
--
大門駅---
新橋駅--4,176万/坪
(28.7坪)
東銀座駅---
宝町駅---
日本橋駅---
人形町駅---
東日本橋駅---
浅草橋駅--402万/坪
(18.2坪)
蔵前駅320万/坪
(18.2坪)
410万/坪
(43.9坪)
-
浅草駅298万/坪
(46.4坪)
222万/坪
(31.8坪)
542万/坪
(39.3坪)
本所吾妻橋駅416万/坪
(59.0坪)
551万/坪
(36.3坪)
228万/坪
(23.4坪)
押上駅-215万/坪
(31.8坪)
173万/坪
(18.2坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

浅草駅298.1 万/坪(昨年同期比 +34.3 %)

浅草駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 298万円/坪(90.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +34.3%( +76.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 46.4 坪 (昨年 31.8 坪から +46.0 %増)。

五反田駅483.6 万/坪(昨年同期比 +7.8 %)

五反田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 484万円/坪(146万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +7.8%( +35.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 67.7 坪 (昨年 42.4 坪から +59.8 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 5.0 分 → 2021年 8.0 分、+60.0 %と大きく増加)

本所吾妻橋駅416.1 万/坪(昨年同期比 -24.5 %)

本所吾妻橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 416万円/坪(126万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -24.5%( -134.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて +400.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 59.0 坪 (昨年 36.3 坪から +62.5 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 2.0 分 → 2021年 6.2 分、+210.0 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 40.0 %)

馬込駅154.0 万/坪(昨年同期比 -22.4 %)

馬込駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 154万円/坪(46.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -22.4%( -44.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 37.8 坪 (昨年 18.2 坪から +108.3 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 5.5 分 → 2021年 8.5 分、+54.5 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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