東京メトロ東西線 価格相場レポート

土地相場の概況

2020年1月〜3月期の東京メトロ東西線 (中野駅葛西駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 227万円/坪(68.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -13.8%( -36.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 18 件(1年前(2019年)に比べて -43.8%( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 38.3 坪 (昨年 31.5 坪から +21.8 %増)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。南砂町駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは木場駅で昨年に比べ +143.8 %、坪単価は 429 万円/坪となった。

上位 2 駅(木場駅南砂町駅)は +121.8 %(坪単価 +194.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(落合駅高田馬場駅)は -18.7 %(坪単価 -42.7 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 18.8 % → 2020年 27.8 %)

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった木場駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 429万円/坪(130万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +143.8%( +252.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった葛西駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 108万円/坪(32.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -3.6%( -4.0万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

東京メトロ東西線(沿線・駅ごとの土地について)
東京メトロ東西線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
中野駅240万/坪
(32.5坪)
235万/坪
(23.7坪)
735万/坪
(40.8坪)
落合駅152万/坪
(72.6坪)
197万/坪
(33.8坪)
259万/坪
(37.8坪)
高田馬場駅241万/坪
(56.0坪)
280万/坪
(99.8坪)
232万/坪
(142坪)
早稲田駅-276万/坪
(29.1坪)
193万/坪
(18.9坪)
神楽坂駅--324万/坪
(15.1坪)
飯田橋駅--1,641万/坪
(40.8坪)
九段下駅---
竹橋駅---
大手町駅-916万/坪
(23.7坪)
-
日本橋駅---
茅場町駅---
門前仲町駅259万/坪
(34.8坪)
264万/坪
(28.2坪)
237万/坪
(28.0坪)
木場駅429万/坪
(31.3坪)
176万/坪
(19.7坪)
-
東陽町駅---
南砂町駅273万/坪
(69.6坪)
137万/坪
(26.1坪)
140万/坪
(27.6坪)
西葛西駅132万/坪
(45.4坪)
152万/坪
(15.1坪)
167万/坪
(48.4坪)
葛西駅108万/坪
(26.3坪)
112万/坪
(56.0坪)
106万/坪
(37.1坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

木場駅428.8 万/坪(昨年同期比 +143.8 %)

木場駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 429万円/坪(130万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +143.8%( +252.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 31.3 坪 (昨年 19.7 坪から +59.0 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 11.0 分 → 2020年 5.3 分、-51.5 %と大きく減少)

南砂町駅273.1 万/坪(昨年同期比 +99.7 %)

南砂町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 273万円/坪(82.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +99.7%( +136.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -87.5%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 26.1 坪から +166.7 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2019年 17.0 分 → 2020年 14.0 分、-17.6 %と減少)

落合駅151.5 万/坪(昨年同期比 -23.2 %)

落合駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 152万円/坪(45.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -23.2%( -45.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 33.8 坪から +114.9 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 10.0 分 → 2020年 3.0 分、-70.0 %と大きく減少)

高田馬場駅240.7 万/坪(昨年同期比 -14.2 %)

高田馬場駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 241万円/坪(72.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -14.2%( -39.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 56.0 坪 (昨年 99.8 坪から -43.9 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 10.0 分 → 2020年 6.0 分、-40.0 %と大きく減少)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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