【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年7月〜9月期の東京メトロ東西線 (中野駅～葛西駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 187万円/坪(56.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -26.1％( -66.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 20 件(１年前(2018年)に比べて -23.1％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 32.1 坪 (昨年 64.0 坪から -49.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。落合駅、門前仲町駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは門前仲町駅で昨年に比べ +30.4 ％、坪単価は 284 万円/坪となった。
上位 2 駅(門前仲町駅、落合駅)は +25.5 ％(坪単価 +52.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(中野駅、高田馬場駅)は -36.3 ％(坪単価 -125.1 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 8.2 分 → 2019年 11.1 分、+35.5 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 11.5 ％ → 2019年 10.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった門前仲町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 284万円/坪(86.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +30.4％( +66.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2018年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった葛西駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 93.3万円/坪(28.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -27.0％( -34.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2018年)に比べて -40.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 東京メトロ東西線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 中野駅 | 214万/坪 (55.2坪) | 337万/坪 (39.7坪) | 237万/坪 (18.7坪) |
| 落合駅 | 222万/坪 (17.4坪) | 184万/坪 (27.2坪) | 248万/坪 (121坪) |
| 高田馬場駅 | 226万/坪 (32.5坪) | 353万/坪 (13.6坪) | 253万/坪 (262坪) |
| 早稲田駅 | - | 274万/坪 (22.7坪) | 328万/坪 (17.6坪) |
| 神楽坂駅 | - | 268万/坪 (25.7坪) | - |
| 飯田橋駅 | - | 608万/坪 (37.8坪) | 401万/坪 (24.2坪) |
| 九段下駅 | - | - | - |
| 竹橋駅 | - | - | - |
| 大手町駅 | - | - | - |
| 日本橋駅 | - | - | - |
| 茅場町駅 | - | - | 926万/坪 (30.3坪) |
| 門前仲町駅 | 284万/坪 (16.1坪) | 218万/坪 (15.1坪) | 250万/坪 (21.2坪) |
| 木場駅 | 219万/坪 (43.9坪) | 326万/坪 (33.6坪) | - |
| 東陽町駅 | - | 193万/坪 (51.4坪) | 178万/坪 (15.9坪) |
| 南砂町駅 | 116万/坪 (15.9坪) | 102万/坪 (33.3坪) | 73.8万/坪 (37.1坪) |
| 西葛西駅 | 135万/坪 (47.9坪) | 134万/坪 (54.5坪) | 175万/坪 (48.4坪) |
| 葛西駅 | 93.3万/坪 (25.2坪) | 128万/坪 (196坪) | 118万/坪 (26.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
門前仲町駅 284.4 万/坪(昨年同期比 +30.4 ％)
門前仲町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 284万円/坪(86.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +30.4％( +66.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2018年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 16.1 坪 (昨年 15.1 坪から +6.7 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 8.0 分 → 2019年 6.7 分、-16.7 ％と減少)
落合駅 221.6 万/坪(昨年同期比 +20.7 ％)
落合駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 222万円/坪(67.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +20.7％( +38.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 17.4 坪 (昨年 27.2 坪から -36.1 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 4.0 分 → 2019年 8.0 分、+100.0 ％と大きく増加)
中野駅 213.6 万/坪(昨年同期比 -36.6 ％)
中野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 214万円/坪(64.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -36.6％( -123.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて -50.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 55.2 坪 (昨年 39.7 坪から +39.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 7.5 分 → 2019年 11.0 分、+46.7 ％と大きく増加)
高田馬場駅 225.7 万/坪(昨年同期比 -36.0 ％)
高田馬場駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 226万円/坪(68.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -36.0％( -126.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 32.5 坪 (昨年 13.6 坪から +138.9 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 7.0 分 → 2019年 8.5 分、+21.4 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示