京王高尾線 価格相場レポート

土地相場の概況

2019年1月〜12月期の京王高尾線 (北野駅高尾山口駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.6万円/坪(11.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -5.4%( -2.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 59 件(1年前(2018年)に比べて -1.7%( -1件/坪)と僅かに減少しています。)。

平均土地面積は 62.9 坪 (昨年 67.1 坪から -6.2 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。高尾駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは高尾駅で昨年に比べ +17.8 %、坪単価は 37.1 万円/坪となった。

上位 2 駅(高尾駅京王片倉駅)は +7.5 %(坪単価 +2.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(狭間駅高尾山口駅)は -43.7 %(坪単価 -23.1 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2018年 1.7 % → 2019年 1.7 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 23.3 % → 2019年 11.9 %)

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった京王片倉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.3万円/坪(13.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -2.9%( -1.3万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 14 件(1年前(2018年)に比べて +40.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった高尾山口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.9万円/坪(8.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -42.8%( -20.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

京王高尾線(沿線・駅ごとの土地について)
京王高尾線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
北野駅32.9万/坪
(105坪)
38.1万/坪
(105坪)
38.0万/坪
(91.8坪)
京王片倉駅45.3万/坪
(43.8坪)
46.7万/坪
(66.2坪)
37.4万/坪
(42.0坪)
山田駅43.8万/坪
(40.8坪)
45.7万/坪
(60.5坪)
28.9万/坪
(70.1坪)
めじろ台駅35.3万/坪
(64.8坪)
45.5万/坪
(62.8坪)
37.4万/坪
(93.1坪)
狭間駅32.4万/坪
(30.3坪)
58.5万/坪
(39.3坪)
54.7万/坪
(78.7坪)
高尾駅37.1万/坪
(67.4坪)
31.5万/坪
(61.3坪)
28.7万/坪
(66.8坪)
高尾山口駅26.9万/坪
(44.9坪)
47.0万/坪
(43.3坪)
15.6万/坪
(103坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

高尾駅37.1 万/坪(昨年同期比 +17.8 %)

高尾駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.1万円/坪(11.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +17.8%( +5.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 16 件(1年前(2018年)に比べて -27.3%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 67.4 坪 (昨年 61.3 坪から +10.0 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 31.0 分 → 2019年 36.1 分、+16.4 %と増加)

京王片倉駅45.3 万/坪(昨年同期比 -2.9 %)

京王片倉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.3万円/坪(13.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -2.9%( -1.3万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 14 件(1年前(2018年)に比べて +40.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 43.8 坪 (昨年 66.2 坪から -34.0 %減)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 6.2 分 → 2019年 7.7 分、+24.4 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 40.0 % → 2019年 21.4 %)

狭間駅32.4 万/坪(昨年同期比 -44.7 %)

狭間駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.4万円/坪(9.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -44.7%( -26.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 39.3 坪から -23.1 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 15.0 分 → 2019年 13.0 分、-13.3 %と減少)

高尾山口駅26.9 万/坪(昨年同期比 -42.8 %)

高尾山口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.9万円/坪(8.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -42.8%( -20.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 44.9 坪 (昨年 43.3 坪から +3.7 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 6.2 分 → 2019年 5.3 分、-14.0 %と減少)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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