【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年1月〜3月期の伊予鉄横河原線 (松山市駅～横河原駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.9万円/坪(6.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -13.3％( -3.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 55 件(１年前(2018年)に比べて +22.2％( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 99.5 坪 (昨年 91.6 坪から +8.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 9 駅。ほとんどの駅において下落した。北久米駅、久米駅は、昨年から 20 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは梅本駅で昨年に比べ -57.6 ％、坪単価は 8.7 万円/坪となった。
上位 2 駅(愛大医学部南口駅、北久米駅)は -1.5 ％(坪単価 -0.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(梅本駅、福音寺駅)は -54.5 ％(坪単価 -14.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 6.7 ％ → 2019年 14.5 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2018年 21.1 分 → 2019年 23.5 分、+11.4 ％と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった久米駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.6万円/坪(8.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -4.1％( -1.1万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2018年)に比べて +200.0％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった梅本駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.7万円/坪(2.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -57.6％( -11.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2018年)に比べて +33.3％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 伊予鉄横河原線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 松山市駅 | 39.7万/坪 (37.8坪) | - | 37.8万/坪 (42.4坪) |
| 石手川公園駅 | 26.4万/坪 (36.7坪) | - | 78.7万/坪 (31.8坪) |
| いよ立花駅 | 20.9万/坪 (88.6坪) | 22.6万/坪 (113坪) | 22.1万/坪 (62.8坪) |
| 福音寺駅 | 15.6万/坪 (227坪) | 32.0万/坪 (88.4坪) | 35.5万/坪 (218坪) |
| 北久米駅 | 23.0万/坪 (127坪) | 23.9万/坪 (88.0坪) | 26.6万/坪 (49.3坪) |
| 久米駅 | 26.6万/坪 (65.7坪) | 27.7万/坪 (41.8坪) | 10.5万/坪 (133坪) |
| 鷹ノ子駅 | 12.7万/坪 (39.3坪) | 16.1万/坪 (81.7坪) | 9.6万/坪 (133坪) |
| 平井駅 | 13.2万/坪 (36.3坪) | 17.8万/坪 (60.0坪) | 14.3万/坪 (104坪) |
| 梅本駅 | 8.7万/坪 (270坪) | 20.6万/坪 (75.6坪) | 24.1万/坪 (81.7坪) |
| 牛渕団地前駅 | 18.3万/坪 (52.9坪) | 23.2万/坪 (56.0坪) | - |
| 牛渕駅 | 19.6万/坪 (71.1坪) | - | - |
| 田窪駅 | - | - | 13.8万/坪 (109坪) |
| 見奈良駅 | 13.7万/坪 (62.5坪) | - | - |
| 愛大医学部南口駅 | 17.1万/坪 (121坪) | 17.0万/坪 (93.3坪) | 13.9万/坪 (43.9坪) |
| 横河原駅 | 9.1万/坪 (54.5坪) | 14.7万/坪 (110坪) | 12.1万/坪 (81.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
愛大医学部南口駅 17.1 万/坪(昨年同期比 +0.6 ％)
愛大医学部南口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.1万円/坪(5.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +0.6％( +0.1万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2018年)に比べて +33.3％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 120.6 坪 (昨年 93.3 坪から +29.3 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 5.0 分 → 2019年 7.5 分、+50.0 ％と大きく増加)
北久米駅 23.0 万/坪(昨年同期比 -3.6 ％)
北久米駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.0万円/坪(7.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -3.6％( -0.9万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 8 件(１年前(2018年)に比べて +60.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 127.1 坪 (昨年 88.0 坪から +44.3 ％増)。
梅本駅 8.7 万/坪(昨年同期比 -57.6 ％)
梅本駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.7万円/坪(2.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -57.6％( -11.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2018年)に比べて +33.3％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 270.0 坪 (昨年 75.6 坪から +257.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 5.7 分 → 2019年 13.2 分、+133.8 ％と大きく増加)
福音寺駅 15.6 万/坪(昨年同期比 -51.4 ％)
福音寺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.6万円/坪(4.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -51.4％( -16.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて -71.4％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 226.9 坪 (昨年 88.4 坪から +156.7 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 11.9 分 → 2019年 21.0 分、+77.1 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示