【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜3月期のJR身延線 (十島駅～甲府駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.2万円/坪(4.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +6.6％( +0.8万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 72 件(１年前(2021年)に比べて -29.4％( -30件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 129.4 坪 (昨年 102.7 坪から +26.0 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が増加。
値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。ほとんどの駅において下落した。市川大門駅、東花輪駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは国母駅で昨年に比べ +575.6 ％、坪単価は 39.9 万円/坪となった。
上位 2 駅(国母駅、市川本町駅)は +420.2 ％(坪単価 +21.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(金手駅、甲斐上野駅)は -65.5 ％(坪単価 -5.1 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 29.0 分 → 2022年 33.6 分、+16.0 ％と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 6.9 ％ → 2022年 4.2 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった国母駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.9万円/坪(12.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +575.6％( +34.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった金手駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.9万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -77.1％( -6.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR身延線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 十島駅 | - | - | - |
| 井出駅 | 5.0万/坪 (48.4坪) | - | - |
| 寄畑駅 | - | - | - |
| 内船駅 | - | 2.1万/坪 (87.7坪) | 4.6万/坪 (218坪) |
| 甲斐大島駅 | - | - | - |
| 身延駅 | - | 0.7万/坪 (136坪) | - |
| 塩之沢駅 | - | - | - |
| 波高島駅 | 6.9万/坪 (145坪) | - | 0.6万/坪 (69.6坪) |
| 下部温泉駅 | - | - | 2.0万/坪 (43.9坪) |
| 甲斐常葉駅 | - | - | - |
| 市ノ瀬駅 | 2.8万/坪 (99.8坪) | - | 1.8万/坪 (172坪) |
| 久那土駅 | - | - | - |
| 甲斐岩間駅 | 2.4万/坪 (237坪) | - | - |
| 落居駅 | - | - | - |
| 鰍沢口駅 | 5.0万/坪 (224坪) | - | 1.7万/坪 (105坪) |
| 市川大門駅 | 7.5万/坪 (75.6坪) | 5.6万/坪 (154坪) | 2.3万/坪 (112坪) |
| 市川本町駅 | 12.8万/坪 (25.7坪) | 3.5万/坪 (93.8坪) | 7.8万/坪 (172坪) |
| 芦川駅 | 10.2万/坪 (75.6坪) | - | - |
| 甲斐上野駅 | 3.2万/坪 (142坪) | 6.9万/坪 (83.2坪) | 7.7万/坪 (46.9坪) |
| 東花輪駅 | 6.5万/坪 (128坪) | 5.2万/坪 (148坪) | 3.8万/坪 (139坪) |
| 小井川駅 | 6.8万/坪 (96.3坪) | 8.8万/坪 (97.8坪) | 7.4万/坪 (124坪) |
| 常永駅 | 9.9万/坪 (127坪) | 9.5万/坪 (134坪) | 11.6万/坪 (164坪) |
| 国母駅 | 39.9万/坪 (168坪) | 5.9万/坪 (176坪) | 9.8万/坪 (188坪) |
| 甲斐住吉駅 | 12.3万/坪 (180坪) | 12.7万/坪 (74.9坪) | 7.5万/坪 (176坪) |
| 南甲府駅 | 12.0万/坪 (286坪) | 11.1万/坪 (61.4坪) | 13.6万/坪 (51.9坪) |
| 善光寺駅 | 10.5万/坪 (66.6坪) | 10.3万/坪 (75.6坪) | 13.7万/坪 (181坪) |
| 金手駅 | 1.9万/坪 (58.2坪) | 8.5万/坪 (116坪) | 18.5万/坪 (26.2坪) |
| 甲府駅 | 20.2万/坪 (100坪) | 22.4万/坪 (61.3坪) | 14.7万/坪 (66.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
国母駅 39.9 万/坪(昨年同期比 +575.6 ％)
国母駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.9万円/坪(12.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +575.6％( +34.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 167.6 坪 (昨年 176.1 坪から -4.8 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 14.4 分 → 2022年 38.4 分、+166.7 ％と大きく増加)
市川本町駅 12.8 万/坪(昨年同期比 +264.7 ％)
市川本町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.8万円/坪(3.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +264.7％( +9.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 25.7 坪 (昨年 93.8 坪から -72.6 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 4.0 分 → 2022年 9.0 分、+125.0 ％と大きく増加)
金手駅 1.9 万/坪(昨年同期比 -77.1 ％)
金手駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.9万円/坪(0.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -77.1％( -6.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 58.2 坪 (昨年 116.0 坪から -49.8 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 6.7 分 → 2022年 10.0 分、+50.0 ％と大きく増加)
甲斐上野駅 3.2 万/坪(昨年同期比 -53.8 ％)
甲斐上野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.2万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -53.8％( -3.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 142.2 坪 (昨年 83.2 坪から +70.9 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 4.0 分 → 2022年 30.0 分、+650.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示