JR岩徳線 価格相場レポート

土地相場の概況

2020年4月〜6月期のJR岩徳線 (岩国駅櫛ケ浜駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.2万円/坪(4.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -19.3%( -3.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 31 件(1年前(2019年)に比べて +29.2%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 110.6 坪 (昨年 102.0 坪から +8.4 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。玖珂駅櫛ケ浜駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは櫛ケ浜駅で昨年に比べ +91.8 %、坪単価は 13.6 万円/坪となった。

上位 2 駅(櫛ケ浜駅玖珂駅)は +72.4 %(坪単価 +3.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(高水駅岩国駅)は -49.8 %(坪単価 -5.2 万円/坪)の下落。

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 13.0 % → 2020年 6.5 %)

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった岩国駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.6万円/坪(5.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -27.1%( -6.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(1年前(2019年)に比べて +9.1%( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった高水駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.5万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -72.6%( -4.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR岩徳線(沿線・駅ごとの土地について)
JR岩徳線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
岩国駅17.6万/坪
(95.9坪)
24.1万/坪
(66.0坪)
12.8万/坪
(243坪)
西岩国駅15.1万/坪
(68.4坪)
17.7万/坪
(96.4坪)
16.1万/坪
(59.0坪)
川西駅--18.8万/坪
(60.5坪)
柱野駅---
欽明路駅---
玖珂駅3.5万/坪
(77.1坪)
2.3万/坪
(30.3坪)
2.4万/坪
(213坪)
周防高森駅3.9万/坪
(337坪)
-12.5万/坪
(66.6坪)
米川駅---
高水駅1.5万/坪
(194坪)
5.5万/坪
(154坪)
2.0万/坪
(175坪)
勝間駅--5.4万/坪
(81.7坪)
大河内駅--4.9万/坪
(124坪)
周防久保駅-1.2万/坪
(484坪)
-
生野屋駅11.3万/坪
(66.6坪)
-6.8万/坪
(244坪)
周防花岡駅11.1万/坪
(118坪)
13.8万/坪
(130坪)
14.3万/坪
(105坪)
櫛ケ浜駅13.6万/坪
(80.9坪)
7.1万/坪
(96.0坪)
8.6万/坪
(152坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

櫛ケ浜駅13.6 万/坪(昨年同期比 +91.8 %)

櫛ケ浜駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.6万円/坪(4.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +91.8%( +6.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 80.9 坪 (昨年 96.0 坪から -15.7 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2019年 15.5 分 → 2020年 13.2 分、-14.5 %と減少)

玖珂駅3.5 万/坪(昨年同期比 +53.0 %)

玖珂駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.5万円/坪(1.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +53.0%( +1.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 77.1 坪 (昨年 30.3 坪から +155.0 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2019年 4.0 分 → 2020年 3.5 分、-12.5 %と減少)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 50.0 %)

高水駅1.5 万/坪(昨年同期比 -72.6 %)

高水駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.5万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -72.6%( -4.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 193.6 坪 (昨年 154.3 坪から +25.5 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 12.0 分 → 2020年 16.0 分、+33.3 %と大きく増加)

岩国駅17.6 万/坪(昨年同期比 -27.1 %)

岩国駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.6万円/坪(5.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -27.1%( -6.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(1年前(2019年)に比べて +9.1%( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。

平均土地面積は 95.9 坪 (昨年 66.0 坪から +45.3 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2019年 21.8 分 → 2020年 24.1 分、+10.5 %と増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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