富山ライトレール 価格相場レポート

土地相場の概況

2019年1月〜12月期の富山ライトレール (富山駅岩瀬浜駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.4万円/坪(5.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -2.7%( -0.5万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 157 件(1年前(2018年)に比べて -8.2%( -14件/坪)と弱含みに推移しています。)。

平均土地面積は 91.0 坪 (昨年 93.1 坪から -2.2 %減)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が小幅増加。

値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。犬島新町駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは下奥井駅で昨年に比べ +212.0 %、坪単価は 10.3 万円/坪となった。

上位 2 駅(下奥井駅犬島新町駅)は +123.7 %(坪単価 +5.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(萩浦小学校前駅城川原駅)は -9.1 %(坪単価 -0.8 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 3.5 % → 2019年 3.8 %)

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった富山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.8万円/坪(6.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +0.8%( +0.2万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 98 件(1年前(2018年)に比べて -14.0%( -16件/坪)と不調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった萩浦小学校前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.6万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -12.9%( -1.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 10 件(前年比変わらず)。

富山ライトレール(沿線・駅ごとの土地について)
富山ライトレール現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
富山駅21.8万/坪
(97.4坪)
21.6万/坪
(93.3坪)
20.5万/坪
(93.9坪)
インテック本社前駅---
奥田中学校前駅14.4万/坪
(62.8坪)
12.7万/坪
(115坪)
16.2万/坪
(60.5坪)
下奥井駅10.3万/坪
(53.9坪)
3.3万/坪
(30.3坪)
15.8万/坪
(110坪)
粟島駅13.6万/坪
(62.8坪)
12.0万/坪
(114坪)
13.0万/坪
(101坪)
越中中島駅11.4万/坪
(97.3坪)
11.2万/坪
(55.7坪)
11.4万/坪
(71.6坪)
城川原駅11.7万/坪
(78.0坪)
12.3万/坪
(77.1坪)
12.2万/坪
(72.9坪)
犬島新町駅12.0万/坪
(73.2坪)
8.9万/坪
(94.9坪)
5.9万/坪
(177坪)
蓮町駅7.0万/坪
(81.2坪)
-5.2万/坪
(132坪)
萩浦小学校前駅6.6万/坪
(92.1坪)
7.6万/坪
(101坪)
6.1万/坪
(80.9坪)
東岩瀬駅7.3万/坪
(69.6坪)
7.6万/坪
(116坪)
5.3万/坪
(22.7坪)
競輪場前駅-7.1万/坪
(159坪)
-
岩瀬浜駅-3.1万/坪
(73.6坪)
3.2万/坪
(52.9坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

下奥井駅10.3 万/坪(昨年同期比 +212.0 %)

下奥井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.3万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +212.0%( +7.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 53.9 坪 (昨年 30.3 坪から +78.3 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 19.5 分 → 2019年 10.0 分、-48.7 %と大きく減少)

犬島新町駅12.0 万/坪(昨年同期比 +35.3 %)

犬島新町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.0万円/坪(3.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +35.3%( +3.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて +50.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 73.2 坪 (昨年 94.9 坪から -22.9 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 11.8 分 → 2019年 5.7 分、-51.8 %と大きく減少)

萩浦小学校前駅6.6 万/坪(昨年同期比 -12.9 %)

萩浦小学校前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.6万円/坪(2.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -12.9%( -1.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 10 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 92.1 坪 (昨年 100.8 坪から -8.6 %減)。

城川原駅11.7 万/坪(昨年同期比 -5.3 %)

城川原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.7万円/坪(3.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -5.3%( -0.7万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 16 件(1年前(2018年)に比べて +33.3%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 78.0 坪 (昨年 77.1 坪から +1.1 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 13.6 分 → 2019年 16.0 分、+17.8 %と増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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