JR大阪環状線 価格相場レポート

土地相場の概況

2019年7月〜9月期のJR大阪環状線 (大阪駅天満駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 164万円/坪(49.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +21.7%( +29.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(1年前(2018年)に比べて -45.5%( -15件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 49.5 坪 (昨年 46.5 坪から +6.4 %増)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。桃谷駅京橋駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは野田駅で昨年に比べ +307.8 %、坪単価は 152 万円/坪となった。

上位 2 駅(野田駅弁天町駅)は +218.4 %(坪単価 +150.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(森ノ宮駅大正駅)は -1.2 %(坪単価 -10.1 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 33.3 % → 2019年 44.4 %)

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった弁天町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 331万円/坪(100万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +128.9%( +186.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった寺田町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.4万円/坪(18.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +11.9%( +6.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR大阪環状線(沿線・駅ごとの土地について)
JR大阪環状線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
大阪駅---
福島駅-272万/坪
(37.1坪)
124万/坪
(36.3坪)
野田駅152万/坪
(21.9坪)
37.2万/坪
(12.1坪)
112万/坪
(59.0坪)
西九条駅-25.7万/坪
(12.9坪)
-
弁天町駅331万/坪
(21.2坪)
144万/坪
(35.4坪)
156万/坪
(58.2坪)
大正駅72.7万/坪
(15.1坪)
66.2万/坪
(33.3坪)
28.3万/坪
(31.0坪)
芦原橋駅---
今宮駅---
新今宮駅-322万/坪
(74.1坪)
-
天王寺駅-106万/坪
(73.4坪)
-
寺田町駅60.4万/坪
(15.9坪)
54.0万/坪
(34.8坪)
63.4万/坪
(58.2坪)
桃谷駅130万/坪
(28.4坪)
104万/坪
(49.5坪)
58.1万/坪
(30.3坪)
鶴橋駅-211万/坪
(87.7坪)
81.5万/坪
(28.0坪)
玉造駅275万/坪
(184坪)
126万/坪
(34.8坪)
169万/坪
(36.3坪)
森ノ宮駅192万/坪
(16.6坪)
219万/坪
(65.0坪)
-
大阪城公園駅11.6万/坪
(18.2坪)
--
京橋駅126万/坪
(30.3坪)
97.2万/坪
(51.4坪)
-
桜ノ宮駅---
天満駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

野田駅151.7 万/坪(昨年同期比 +307.8 %)

野田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 152万円/坪(45.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +307.8%( +114.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 21.9 坪 (昨年 12.1 坪から +81.2 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 9.0 分 → 2019年 2.5 分、-72.2 %と大きく減少)

弁天町駅330.6 万/坪(昨年同期比 +128.9 %)

弁天町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 331万円/坪(100万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +128.9%( +186.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 21.2 坪 (昨年 35.4 坪から -40.2 %減)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 8.4 分 → 2019年 13.0 分、+54.8 %と大きく増加)

森ノ宮駅192.3 万/坪(昨年同期比 -12.2 %)

森ノ宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 192万円/坪(58.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -12.2%( -26.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 16.6 坪 (昨年 65.0 坪から -74.4 %減)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 4.0 分 → 2019年 8.0 分、+100.0 %と大きく増加)

大正駅72.7 万/坪(昨年同期比 +9.8 %)

大正駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 72.7万円/坪(22.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +9.8%( +6.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 15.1 坪 (昨年 33.3 坪から -54.5 %減)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 14.7 分 → 2019年 21.0 分、+43.2 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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