阪神本線 価格相場レポート

土地相場の概況

2020年1月〜12月期の阪神本線 (千船駅大阪梅田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 84.2万円/坪(25.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -13.6%( -13.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 23 件(1年前(2019年)に比べて +27.8%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 31.4 坪 (昨年 53.0 坪から -40.9 %減)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。全ての駅において下落した。野田駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは姫島駅で昨年に比べ -65.0 %、坪単価は 26.1 万円/坪となった。

上位 1 駅(野田駅)は -3.5 %(坪単価 -5.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(姫島駅)は -65.0 %(坪単価 -48.5 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 11.1 % → 2020年 17.4 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 44.4 % → 2020年 26.1 %)

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった福島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 169万円/坪(51.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -8.5%( -15.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 7 件(1年前(2019年)に比べて +75.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった姫島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.1万円/坪(7.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -65.0%( -48.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

阪神本線(沿線・駅ごとの土地について)
阪神本線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
千船駅42.4万/坪
(46.7坪)
45.6万/坪
(52.1坪)
44.1万/坪
(13.6坪)
姫島駅26.1万/坪
(16.6坪)
74.6万/坪
(52.9坪)
48.9万/坪
(52.4坪)
淀川駅52.2万/坪
(57.5坪)
92.6万/坪
(15.1坪)
-
野田駅146万/坪
(21.2坪)
152万/坪
(21.9坪)
149万/坪
(73.6坪)
福島駅169万/坪
(22.0坪)
185万/坪
(79.8坪)
299万/坪
(54.2坪)
大阪梅田駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

野田駅146.4 万/坪(昨年同期比 -3.5 %)

野田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 146万円/坪(44.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -3.5%( -5.3万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 21.2 坪 (昨年 21.9 坪から -3.4 %減)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 100.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 2.5 分 → 2020年 5.0 分、+100.0 %と大きく増加)

姫島駅26.1 万/坪(昨年同期比 -65.0 %)

姫島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.1万円/坪(7.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -65.0%( -48.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 16.6 坪 (昨年 52.9 坪から -68.6 %減)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 % → 2020年 40.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 4.0 分 → 2020年 5.2 分、+30.0 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 20.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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