JR川越線 価格相場レポート

土地相場の概況

2020年1月〜12月期のJR川越線 (大宮駅高麗川駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.4万円/坪(15.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -3.4%( -1.8万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 329 件(1年前(2019年)に比べて +17.5%( +49件/坪)と好調に推移しています。)。

平均土地面積は 100.7 坪 (昨年 78.1 坪から +28.9 %増)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。武蔵高萩駅高麗川駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは高麗川駅で昨年に比べ +39.9 %、坪単価は 13.9 万円/坪となった。

上位 2 駅(高麗川駅武蔵高萩駅)は +31.0 %(坪単価 +3.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(日進駅南古谷駅)は -16.7 %(坪単価 -7.8 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 3.2 % → 2020年 4.6 %)

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった大宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 109万円/坪(32.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +19.7%( +17.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 78 件(1年前(2019年)に比べて -17.0%( -16件/坪)と不調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった笠幡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.3万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -6.5%( -0.7万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 20 件(1年前(2019年)に比べて +122.2%( +11件/坪)と大幅に増加しています。)。

JR川越線(沿線・駅ごとの土地について)
JR川越線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
大宮駅109万/坪
(79.0坪)
90.9万/坪
(64.3坪)
92.4万/坪
(65.5坪)
日進駅45.4万/坪
(60.8坪)
59.5万/坪
(61.5坪)
64.7万/坪
(49.0坪)
西大宮駅41.6万/坪
(88.9坪)
44.7万/坪
(64.3坪)
41.5万/坪
(92.5坪)
指扇駅28.7万/坪
(137坪)
25.0万/坪
(104坪)
34.3万/坪
(122坪)
南古谷駅13.6万/坪
(130坪)
15.1万/坪
(110坪)
20.3万/坪
(132坪)
川越駅57.1万/坪
(87.3坪)
58.9万/坪
(72.8坪)
36.5万/坪
(120坪)
西川越駅20.8万/坪
(82.6坪)
21.2万/坪
(108坪)
27.2万/坪
(112坪)
的場駅28.1万/坪
(56.0坪)
27.0万/坪
(69.1坪)
25.0万/坪
(84.8坪)
笠幡駅10.3万/坪
(149坪)
11.1万/坪
(79.2坪)
8.8万/坪
(134坪)
武蔵高萩駅13.9万/坪
(156坪)
11.4万/坪
(67.9坪)
12.3万/坪
(86.7坪)
高麗川駅13.9万/坪
(120坪)
9.9万/坪
(124坪)
13.3万/坪
(116坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

高麗川駅13.9 万/坪(昨年同期比 +39.9 %)

高麗川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.9万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +39.9%( +4.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 22 件(1年前(2019年)に比べて +15.8%( +3件/坪)と好調に推移しています。)。

平均土地面積は 119.7 坪 (昨年 123.9 坪から -3.4 %減)。

価格下落要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 5.3 % → 2020年 4.5 %)

武蔵高萩駅13.9 万/坪(昨年同期比 +22.1 %)

武蔵高萩駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.9万円/坪(4.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +22.1%( +2.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 25 件(1年前(2019年)に比べて +25.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 156.1 坪 (昨年 67.9 坪から +130.1 %増)。

日進駅45.4 万/坪(昨年同期比 -23.7 %)

日進駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.4万円/坪(13.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -23.7%( -14.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2019年)に比べて +30.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 60.8 坪 (昨年 61.5 坪から -1.1 %減)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2019年 11.9 分 → 2020年 13.8 分、+15.7 %と増加)

南古谷駅13.6 万/坪(昨年同期比 -9.8 %)

南古谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.6万円/坪(4.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -9.8%( -1.5万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 28 件(1年前(2019年)に比べて +33.3%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 129.9 坪 (昨年 110.1 坪から +18.0 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 23.1 分 → 2020年 30.4 分、+31.8 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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