埼玉新都市交通伊奈線 価格相場レポート

土地相場の概況

2022年4月〜6月期の埼玉新都市交通伊奈線 (大宮駅内宿駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.9万円/坪(26.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +16.3%( +12.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 28 件(1年前(2021年)に比べて -47.2%( -25件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 60.2 坪 (昨年 80.2 坪から -24.9 %減)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。鉄道博物館駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは志久駅で昨年に比べ +119.7 %、坪単価は 21.5 万円/坪となった。

上位 2 駅(志久駅鉄道博物館駅)は +80.7 %(坪単価 +25.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(羽貫駅東宮原駅)は -52.8 %(坪単価 -11.0 万円/坪)の下落。

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 5.7 % → 2022年 3.6 %)

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった鉄道博物館駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 132万円/坪(40.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +41.7%( +38.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった羽貫駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.6万円/坪(0.19万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -95.3%( -12.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

埼玉新都市交通伊奈線(沿線・駅ごとの土地について)
埼玉新都市交通伊奈線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
大宮駅103万/坪
(54.7坪)
103万/坪
(78.4坪)
109万/坪
(65.9坪)
鉄道博物館駅132万/坪
(22.7坪)
93.3万/坪
(25.7坪)
111万/坪
(33.3坪)
加茂宮駅96.5万/坪
(75.6坪)
95.9万/坪
(30.3坪)
-
東宮原駅80.6万/坪
(40.1坪)
89.7万/坪
(31.0坪)
-
今羽駅63.0万/坪
(31.8坪)
66.1万/坪
(51.4坪)
72.7万/坪
(30.3坪)
吉野原駅---
原市駅-10.9万/坪
(42.4坪)
-
沼南駅-25.3万/坪
(129坪)
-
丸山駅---
志久駅21.5万/坪
(43.1坪)
9.8万/坪
(90.8坪)
25.6万/坪
(46.9坪)
伊奈中央駅26.2万/坪
(248坪)
--
羽貫駅0.6万/坪
(31.8坪)
13.5万/坪
(114坪)
-
内宿駅37.1万/坪
(124坪)
35.1万/坪
(49.4坪)
18.0万/坪
(79.8坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

志久駅21.5 万/坪(昨年同期比 +119.7 %)

志久駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.5万円/坪(6.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +119.7%( +11.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 43.1 坪 (昨年 90.8 坪から -52.5 %減)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 4.0 分 → 2022年 10.5 分、+162.5 %と大きく増加)

鉄道博物館駅132.2 万/坪(昨年同期比 +41.7 %)

鉄道博物館駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 132万円/坪(40.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +41.7%( +38.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 22.7 坪 (昨年 25.7 坪から -11.8 %減)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 8.0 分 → 2022年 10.0 分、+25.0 %と大きく増加)

羽貫駅0.6 万/坪(昨年同期比 -95.3 %)

羽貫駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.6万円/坪(0.19万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -95.3%( -12.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 31.8 坪 (昨年 114.2 坪から -72.2 %減)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 15.3 分 → 2022年 30.0 分、+95.7 %と大きく増加)

東宮原駅80.6 万/坪(昨年同期比 -10.2 %)

東宮原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 80.6万円/坪(24.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -10.2%( -9.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 40.1 坪 (昨年 31.0 坪から +29.3 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 7.0 分 → 2022年 5.5 分、-21.4 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 25.0 % → 2022年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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