京成成田空港線 価格相場レポート

土地相場の概況

2019年1月〜12月期の京成成田空港線 (東松戸駅成田空港駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.6万円/坪(9.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +48.2%( +10.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 41 件(1年前(2018年)に比べて -12.8%( -6件/坪)と不調に推移しています。)。

平均土地面積は 86.0 坪 (昨年 103.3 坪から -16.8 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。上昇基調の駅が大きく上回った。東松戸駅千葉ニュータウン中央駅成田湯川駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは成田空港駅で昨年に比べ +310.5 %、坪単価は 16.7 万円/坪となった。

上位 2 駅(成田空港駅東松戸駅)は +175.3 %(坪単価 +14.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(新鎌ケ谷駅印旛日本医大駅)は -24.6 %(坪単価 -15.6 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 28.9 分 → 2019年 19.3 分、-33.0 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 2.1 % → 2019年 4.9 %)

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった東松戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.4万円/坪(17.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +40.1%( +16.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +133.3%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった印旛日本医大駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.3万円/坪(4.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +0.2%( +0.0万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

京成成田空港線(沿線・駅ごとの土地について)
京成成田空港線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
東松戸駅56.4万/坪
(64.2坪)
40.3万/坪
(42.9坪)
31.6万/坪
(88.0坪)
新鎌ケ谷駅32.1万/坪
(65.2坪)
63.4万/坪
(71.8坪)
43.8万/坪
(62.0坪)
千葉ニュータウン中央駅22.7万/坪
(115坪)
17.4万/坪
(117坪)
16.0万/坪
(105坪)
印旛日本医大駅13.3万/坪
(114坪)
13.3万/坪
(67.3坪)
5.0万/坪
(241坪)
成田湯川駅25.3万/坪
(68.5坪)
20.6万/坪
(108坪)
16.2万/坪
(71.1坪)
成田空港駅16.7万/坪
(113坪)
4.1万/坪
(138坪)
3.0万/坪
(27.2坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

成田空港駅16.7 万/坪(昨年同期比 +310.5 %)

成田空港駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.7万円/坪(5.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +310.5%( +12.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -80.0%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 112.7 坪 (昨年 138.4 坪から -18.6 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 60.0 分 → 2019年 45.0 分、-25.0 %と大きく減少)

東松戸駅56.4 万/坪(昨年同期比 +40.1 %)

東松戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.4万円/坪(17.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +40.1%( +16.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +133.3%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 64.2 坪 (昨年 42.9 坪から +49.7 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 16.0 分 → 2019年 9.1 分、-42.9 %と大きく減少)

新鎌ケ谷駅32.1 万/坪(昨年同期比 -49.3 %)

新鎌ケ谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.1万円/坪(9.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -49.3%( -31.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2018年)に比べて +125.0%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 65.2 坪 (昨年 71.8 坪から -9.2 %減)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 7.8 分 → 2019年 12.9 分、+66.3 %と大きく増加)

印旛日本医大駅13.3 万/坪(昨年同期比 +0.2 %)

印旛日本医大駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.3万円/坪(4.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +0.2%( +0.0万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 114.2 坪 (昨年 67.3 坪から +69.7 %増)。


セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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