JR札沼線 価格相場レポート

土地相場の概況

2019年4月〜6月期のJR札沼線 (桑園駅北海道医療大学駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.2万円/坪(6.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +9.6%( +1.8万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 30 件(1年前(2018年)に比べて -11.8%( -4件/坪)と不調に推移しています。)。

平均土地面積は 109.8 坪 (昨年 87.3 坪から +25.8 %増)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。八軒駅篠路駅あいの里教育大駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは八軒駅で昨年に比べ +44.6 %、坪単価は 36.8 万円/坪となった。

上位 2 駅(八軒駅あいの里教育大駅)は +34.9 %(坪単価 +7.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(新川駅拓北駅)は -13.8 %(坪単価 -2.9 万円/坪)の下落。

価格下落要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 23.5 % → 2019年 10.0 %)

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった桑園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.9万円/坪(21.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +11.8%( +7.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった当別駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.5万円/坪(0.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +11.4%( +0.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR札沼線(沿線・駅ごとの土地について)
JR札沼線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
桑園駅71.9万/坪
(122坪)
64.3万/坪
(179坪)
-
八軒駅36.8万/坪
(47.9坪)
25.5万/坪
(68.6坪)
31.3万/坪
(59.0坪)
新川駅24.2万/坪
(63.5坪)
28.3万/坪
(52.9坪)
24.5万/坪
(48.4坪)
新琴似駅---
太平駅21.3万/坪
(66.0坪)
20.0万/坪
(59.7坪)
23.0万/坪
(56.6坪)
百合が原駅20.3万/坪
(69.6坪)
17.2万/坪
(69.6坪)
13.6万/坪
(168坪)
篠路駅13.2万/坪
(98.5坪)
10.7万/坪
(82.9坪)
12.0万/坪
(98.6坪)
拓北駅11.6万/坪
(94.9坪)
13.4万/坪
(66.6坪)
10.4万/坪
(73.0坪)
あいの里教育大駅17.0万/坪
(49.9坪)
13.6万/坪
(63.3坪)
20.3万/坪
(78.7坪)
あいの里公園駅12.0万/坪
(200坪)
--
太美駅1.9万/坪
(160坪)
-1.4万/坪
(185坪)
当別駅1.5万/坪
(369坪)
1.4万/坪
(123坪)
2.0万/坪
(90.8坪)
北海道医療大学駅---

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

八軒駅36.8 万/坪(昨年同期比 +44.6 %)

八軒駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.8万円/坪(11.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +44.6%( +11.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 47.9 坪 (昨年 68.6 坪から -30.1 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 8.0 分 → 2019年 6.3 分、-20.8 %と大きく減少)

あいの里教育大駅17.0 万/坪(昨年同期比 +25.1 %)

あいの里教育大駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.0万円/坪(5.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +25.1%( +3.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -87.5%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 49.9 坪 (昨年 63.3 坪から -21.2 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 8.1 分 → 2019年 6.0 分、-26.2 %と大きく減少)

新川駅24.2 万/坪(昨年同期比 -14.6 %)

新川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.2万円/坪(7.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -14.6%( -4.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 63.5 坪 (昨年 52.9 坪から +20.0 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 5.0 分 → 2019年 6.7 分、+33.3 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 33.3 %)

拓北駅11.6 万/坪(昨年同期比 -13.1 %)

拓北駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.6万円/坪(3.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -13.1%( -1.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 94.9 坪 (昨年 66.6 坪から +42.6 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 7.0 分 → 2019年 8.2 分、+17.9 %と増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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