【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年1月〜12月期のJR赤穂線 (相生駅~備前福河駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.4万円/坪(3.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -24.6%( -3.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 68 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 104.7 坪 (昨年 78.3 坪から +33.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。坂越駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは坂越駅で昨年に比べ +24.7 %、坪単価は 6.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(坂越駅)は +24.7 %(坪単価 +1.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(播州赤穂駅)は -27.1 %(坪単価 -4.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 2.9 % → 2019年 7.4 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 18.3 分 → 2019年 22.2 分、+21.1 %と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった相生駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.6万円/坪(4.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -5.6%( -0.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 24 件(1年前(2018年)に比べて -4.0%( -1件/坪)と小幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった坂越駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.8万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +24.7%( +1.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2018年)に比べて +233.3%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR赤穂線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
相生駅 | 13.6万/坪 (121坪) | 14.4万/坪 (72.9坪) | 11.6万/坪 (100坪) |
西相生駅 | 10.5万/坪 (99.3坪) | - | 15.0万/坪 (62.8坪) |
坂越駅 | 6.8万/坪 (82.7坪) | 5.4万/坪 (103坪) | 5.6万/坪 (73.2坪) |
播州赤穂駅 | 11.8万/坪 (99.0坪) | 16.2万/坪 (79.9坪) | 13.8万/坪 (116坪) |
天和駅 | 6.7万/坪 (194坪) | - | 3.2万/坪 (159坪) |
備前福河駅 | 2.1万/坪 (48.4坪) | - | 1.5万/坪 (90.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
坂越駅 6.8 万/坪(昨年同期比 +24.7 %)
坂越駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.8万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +24.7%( +1.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2018年)に比べて +233.3%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 82.7 坪 (昨年 102.9 坪から -19.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 11.3 分 → 2019年 9.7 分、-14.4 %と減少)
播州赤穂駅 11.8 万/坪(昨年同期比 -27.1 %)
播州赤穂駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.8万円/坪(3.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -27.1%( -4.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 29 件(1年前(2018年)に比べて -25.6%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 99.0 坪 (昨年 79.9 坪から +23.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 5.1 % → 2019年 10.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 17.8 分 → 2019年 22.4 分、+25.8 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示