阪急神戸本線 価格相場レポート

土地相場の概況

2019年1月〜12月期の阪急神戸本線 (園田駅春日野道駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 88.9万円/坪(26.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +4.3%( +3.7万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 179 件(1年前(2018年)に比べて -9.6%( -19件/坪)と弱含みに推移しています。)。

平均土地面積は 74.2 坪 (昨年 55.8 坪から +33.0 %増)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。全体的に上昇基調。塚口駅御影駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは御影駅で昨年に比べ +24.4 %、坪単価は 114 万円/坪となった。

上位 2 駅(御影駅塚口駅)は +24.1 %(坪単価 +19.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(芦屋川駅六甲駅)は -30.9 %(坪単価 -37.5 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 1.5 % → 2019年 3.9 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 12.2 分 → 2019年 14.4 分、+17.8 %と増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 10.1 % → 2019年 7.8 %)

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった岡本駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 146万円/坪(44.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -1.0%( -1.5万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 8 件(1年前(2018年)に比べて -20.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった園田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.7万円/坪(18.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +17.4%( +9.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 31 件(1年前(2018年)に比べて +19.2%( +5件/坪)と好調に推移しています。)。

阪急神戸本線(沿線・駅ごとの土地について)
阪急神戸本線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
園田駅60.7万/坪
(79.9坪)
51.7万/坪
(63.6坪)
59.6万/坪
(54.8坪)
塚口駅83.8万/坪
(68.5坪)
67.7万/坪
(54.6坪)
72.9万/坪
(57.1坪)
武庫之荘駅66.8万/坪
(93.9坪)
69.9万/坪
(56.2坪)
68.7万/坪
(64.9坪)
西宮北口駅135万/坪
(62.3坪)
132万/坪
(60.7坪)
115万/坪
(50.1坪)
夙川駅144万/坪
(53.7坪)
123万/坪
(70.9坪)
110万/坪
(47.6坪)
芦屋川駅82.4万/坪
(131坪)
120万/坪
(91.5坪)
99.3万/坪
(90.9坪)
岡本駅146万/坪
(70.7坪)
148万/坪
(52.3坪)
158万/坪
(51.1坪)
御影駅114万/坪
(53.6坪)
91.6万/坪
(59.1坪)
96.5万/坪
(62.2坪)
六甲駅85.2万/坪
(56.7坪)
123万/坪
(42.7坪)
89.6万/坪
(46.4坪)
王子公園駅87.4万/坪
(43.0坪)
86.6万/坪
(28.9坪)
88.2万/坪
(36.8坪)
春日野道駅76.9万/坪
(17.4坪)
73.2万/坪
(46.5坪)
68.9万/坪
(48.4坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

御影駅114.0 万/坪(昨年同期比 +24.4 %)

御影駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 114万円/坪(34.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +24.4%( +22.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2018年)に比べて -18.2%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。

平均土地面積は 53.6 坪 (昨年 59.1 坪から -9.3 %減)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 9.3 分 → 2019年 11.0 分、+18.6 %と増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 18.2 % → 2019年 11.1 %)

塚口駅83.8 万/坪(昨年同期比 +23.9 %)

塚口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 83.8万円/坪(25.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +23.9%( +16.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 34 件(1年前(2018年)に比べて -27.7%( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 68.5 坪 (昨年 54.6 坪から +25.3 %増)。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 4.3 % → 2019年 8.8 %)

芦屋川駅82.4 万/坪(昨年同期比 -31.2 %)

芦屋川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 82.4万円/坪(24.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -31.2%( -37.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 131.3 坪 (昨年 91.5 坪から +43.5 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 15.7 分 → 2019年 25.5 分、+62.8 %と大きく増加)

六甲駅85.2 万/坪(昨年同期比 -30.6 %)

六甲駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.2万円/坪(25.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -30.6%( -37.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 12 件(1年前(2018年)に比べて -7.7%( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。

平均土地面積は 56.7 坪 (昨年 42.7 坪から +32.8 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 6.7 分 → 2019年 21.0 分、+213.8 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 38.5 % → 2019年 25.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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