JR肥薩線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年10月〜12月期のJR肥薩線 (吉松駅隼人駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.7万円/坪(15.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +56.6%( +18.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 35 件(1年前(2019年)に比べて +75.0%( +15件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 21.3年(昨年 31.4年から -32.2 %減)。平均土地面積は 77.8 坪 (昨年 109.5 坪から -29.0 %減)。平均建物面積は 31.4 坪 (昨年 51.9 坪から -39.6 %減)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。栗野駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは日当山駅で昨年に比べ +274.9 %、坪単価は 71.3 万円/坪となった。

上位 1 駅(日当山駅)は +274.9 %(坪単価 +52.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(隼人駅)は +12.4 %(坪単価 +6.8 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 31.4 年 → 2020年 21.3 年、-32.2 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 10.0 % → 2020年 23.5 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 32.4 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった日当山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.3万円/坪(21.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +274.9%( +52.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった栗野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.5万円/坪(5.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +23.9%( +3.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2019年)に比べて +33.3%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

JR肥薩線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR肥薩線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
吉松駅-7.0万/坪
(44.8年/99.8坪)
-
栗野駅18.5万/坪
(34.8年/98.5坪)
14.9万/坪
(39.9年/126坪)
18.9万/坪
(26.8年/144坪)
大隅横川駅1.8万/坪
(46.8年/16.6坪)
-30.1万/坪
(16.8年/136坪)
植村駅---
霧島温泉駅20.0万/坪
(34.3年/80.2坪)
17.4万/坪
(27.8年/160坪)
-
嘉例川駅-6.0万/坪
(70.8年/151坪)
-
中福良駅---
表木山駅--
日当山駅71.3万/坪
(1.8年/61.3坪)
19.0万/坪
(17.3年/84.7坪)
21.4万/坪
(25.8年/103坪)
隼人駅61.8万/坪
(17.9年/76.6坪)
55.0万/坪
(23.3年/96.5坪)
62.3万/坪
(7.1年/155坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

日当山駅71.3 万/坪(昨年同期比 +274.9 %)

日当山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.3万円/坪(21.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +274.9%( +52.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2019年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 1.8年(昨年 17.3年から -89.8 %減)。平均土地面積は 61.3 坪 (昨年 84.7 坪から -27.7 %減)。平均建物面積は 34.0 坪 (昨年 28.0 坪から +21.6 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 17.3 年 → 2020年 1.8 年、-89.8 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 75.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 22.0 分 → 2020年 41.8 分、+89.8 %と大きく増加)

隼人駅61.8 万/坪(昨年同期比 +12.4 %)

隼人駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.8万円/坪(18.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +12.4%( +6.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 20 件(1年前(2019年)に比べて +122.2%( +11件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 17.9年(昨年 23.3年から -23.4 %減)。平均土地面積は 76.6 坪 (昨年 96.5 坪から -20.6 %減)。平均建物面積は 29.8 坪 (昨年 44.1 坪から -32.4 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 23.3 年 → 2020年 17.9 年、-23.4 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 11.1 % → 2020年 25.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

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データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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