JR山陰本線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜3月期のJR山陰本線 (東浜駅米子駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.6万円/坪(9.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -25.4%( -10.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 58 件(1年前(2018年)に比べて -25.6%( -20件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 31.8年(昨年 29.4年から +8.1 %増)。平均土地面積は 122.8 坪 (昨年 112.8 坪から +8.8 %増)。平均建物面積は 63.8 坪 (昨年 51.9 坪から +22.9 %増)。

近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。鳥取大学前駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは松崎駅で昨年に比べ +372.0 %、坪単価は 15.5 万円/坪となった。

上位 2 駅(松崎駅末恒駅)は +332.7 %(坪単価 +24.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(大山口駅伯耆大山駅)は -66.9 %(坪単価 -12.2 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 1.3 % → 2019年 3.4 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 46.3 % → 2019年 42.6 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 29.9 % → 2019年 36.2 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 11.9 % → 2019年 2.1 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった末恒駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.3万円/坪(14.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +293.5%( +36.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった大山口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.1万円/坪(0.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -85.5%( -6.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

JR山陰本線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR山陰本線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
東浜駅---
岩美駅-1.1万/坪
(49.0年/101坪)
15.4万/坪
(20.0年/275坪)
大岩駅---
福部駅--116万/坪
(35.0年/284坪)
鳥取駅30.1万/坪
(36.5年/83.5坪)
56.7万/坪
(33.5年/115坪)
38.7万/坪
(26.6年/52.6坪)
湖山駅-43.2万/坪
(21.7年/146坪)
46.0万/坪
(29.3年/54.1坪)
鳥取大学前駅44.1万/坪
(21.0年/164坪)
24.7万/坪
(45.5年/89.6坪)
32.2万/坪
(31.3年/88.5坪)
末恒駅48.3万/坪
(15.0年/57.5坪)
12.3万/坪
(20.0年/69.6坪)
32.4万/坪
(17.0年/210坪)
宝木駅---
浜村駅16.7万/坪
(30.5年/198坪)
32.0万/坪
(13.0年/90.8坪)
19.1万/坪
(20.7年/62.5坪)
青谷駅---
泊駅---
松崎駅15.5万/坪
(36.0年/83.2坪)
3.3万/坪
(40.0年/56.7坪)
-
倉吉駅15.7万/坪
(39.0年/87.7坪)
21.4万/坪
(28.0年/77.8坪)
27.3万/坪
(33.0年/121坪)
下北条駅25.4万/坪
(22.0年/115坪)
--
由良駅-12.9万/坪
(26.0年/112坪)
-
浦安駅-13.1万/坪
(32.5年/172坪)
-
八橋駅--11.7万/坪
(35.0年/81.7坪)
赤碕駅27.7万/坪
(30.0年/183坪)
11.0万/坪
(23.0年/227坪)
5.5万/坪
(36.0年/51.4坪)
中山口駅---
下市駅---
御来屋駅--6.6万/坪
(52.0年/109坪)
名和駅---
大山口駅1.1万/坪
(48.0年/213坪)
7.3万/坪
(44.0年/56.0坪)
-
淀江駅19.2万/坪
(31.0年/170坪)
-13.2万/坪
(0年/99.8坪)
伯耆大山駅19.5万/坪
(22.0年/52.2坪)
37.6万/坪
(32.4年/78.0坪)
30.5万/坪
(30.2年/81.2坪)
東山公園駅--15.2万/坪
(50.0年/49.9坪)
米子駅36.0万/坪
(29.4年/154坪)
42.6万/坪
(22.8年/129坪)
37.5万/坪
(28.2年/82.8坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

松崎駅15.5 万/坪(昨年同期比 +372.0 %)

松崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.5万円/坪(4.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +372.0%( +12.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 36.0年(昨年 40.0年から -10.0 %減)。平均土地面積は 83.2 坪 (昨年 56.7 坪から +46.7 %増)。平均建物面積は 77.1 坪 (昨年 49.2 坪から +56.9 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 10.5 分 → 2019年 5.5 分、-47.6 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 50.0 %)

末恒駅48.3 万/坪(昨年同期比 +293.5 %)

末恒駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.3万円/坪(14.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +293.5%( +36.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 15.0年(昨年 20.0年から -25.0 %減)。平均土地面積は 57.5 坪 (昨年 69.6 坪から -17.4 %減)。平均建物面積は 39.3 坪 (昨年 63.5 坪から -38.1 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 20.0 年 → 2019年 15.0 年、-25.0 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 7.0 分 → 2019年 14.0 分、+100.0 %と大きく増加)

大山口駅1.1 万/坪(昨年同期比 -85.5 %)

大山口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.1万円/坪(0.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -85.5%( -6.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 48.0年(昨年 44.0年から +9.1 %増)。平均土地面積は 213.3 坪 (昨年 56.0 坪から +281.1 %増)。平均建物面積は 93.8 坪 (昨年 40.8 坪から +129.6 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 120.0 分 → 2019年 15.5 分、-87.1 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)

伯耆大山駅19.5 万/坪(昨年同期比 -48.3 %)

伯耆大山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.5万円/坪(5.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -48.3%( -18.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 22.0年(昨年 32.4年から -32.1 %減)。平均土地面積は 52.2 坪 (昨年 78.0 坪から -33.1 %減)。平均建物面積は 31.0 坪 (昨年 30.9 坪から +0.5 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 32.4 年 → 2019年 22.0 年、-32.1 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 17.8 分 → 2019年 30.0 分、+68.5 %と大きく増加)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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