中古一戸建て相場の概況
2022年1月〜3月期のJR境線 (米子駅~境港駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.7万円/坪(10.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -19.0%( -7.9万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 29 件(1年前(2021年)に比べて +11.5%( +3件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 30.5年(昨年 28.7年から +6.3 %増)。平均土地面積は 109.5 坪 (昨年 118.2 坪から -7.4 %減)。平均建物面積は 57.5 坪 (昨年 53.7 坪から +7.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。全ての駅において下落した。米子駅は、昨年から 5 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは弓ケ浜駅で昨年に比べ -76.3 %、坪単価は 7.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(米子駅)は -13.8 %(坪単価 -5.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(弓ケ浜駅)は -76.3 %(坪単価 -25.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 11.5 % → 2022年 13.8 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 36.4 % → 2022年 34.6 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 23.7 分 → 2022年 26.3 分、+10.9 %と増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 13.6 % → 2022年 7.7 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 9.1 % → 2022年 3.8 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった米子駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.4万円/坪(10.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -13.8%( -5.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 19 件(1年前(2021年)に比べて +11.8%( +2件/坪)と好調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった境港駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.9万円/坪(0.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -62.5%( -3.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR境線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
米子駅 | 35.4万/坪 (28.8年/93.9坪) | 41.1万/坪 (30.3年/120坪) | 38.2万/坪 (33.2年/84.3坪) |
博労町駅 | - | 63.5万/坪 (3.0年/66.6坪) | - |
富士見町駅 | - | - | 25.1万/坪 (42.0年/15.1坪) |
後藤駅 | - | 113万/坪 (2.0年/60.5坪) | 23.6万/坪 (35.0年/78.7坪) |
三本松口駅 | 19.6万/坪 (43.0年/304坪) | 24.9万/坪 (40.5年/72.6坪) | 78.1万/坪 (0年/51.4坪) |
河崎口駅 | - | 79.8万/坪 (10.0年/121坪) | - |
弓ケ浜駅 | 7.9万/坪 (51.0年/188坪) | 33.2万/坪 (26.5年/104坪) | - |
和田浜駅 | - | 6.6万/坪 (21.5年/71.8坪) | |
大篠津町駅 | 11.0万/坪 (43.0年/90.8坪) | - | - |
米子空港駅 | - | - | - |
中浜駅 | 44.1万/坪 (14.5年/89.2坪) | - | - |
高松町駅 | - | - | - |
余子駅 | 22.5万/坪 (27.0年/66.6坪) | - | - |
上道駅 | - | - | - |
馬場崎町駅 | 41.3万/坪 (30.0年/75.6坪) | - | 20.8万/坪 (17.0年/78.7坪) |
境港駅 | 1.9万/坪 (49.0年/60.5坪) | 5.2万/坪 (44.5年/216坪) | 3.5万/坪 (49.0年/75.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
米子駅 35.4 万/坪(昨年同期比 -13.8 %)
米子駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.4万円/坪(10.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -13.8%( -5.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 19 件(1年前(2021年)に比べて +11.8%( +2件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 28.8年(昨年 30.3年から -4.7 %減)。平均土地面積は 93.9 坪 (昨年 119.9 坪から -21.7 %減)。平均建物面積は 54.4 坪 (昨年 61.4 坪から -11.5 %減)。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 7.7 % → 2022年 12.5 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 38.5 % → 2022年 31.2 %)
価格下落要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2021年 7.7 % → 2022年 6.2 %)
弓ケ浜駅 7.9 万/坪(昨年同期比 -76.3 %)
弓ケ浜駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.9万円/坪(2.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -76.3%( -25.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 51.0年(昨年 26.5年から +92.5 %増)。平均土地面積は 187.6 坪 (昨年 104.4 坪から +79.7 %増)。平均建物面積は 63.5 坪 (昨年 28.7 坪から +121.1 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 26.5 年 → 2022年 51.0 年、+92.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 15.0 分 → 2022年 26.0 分、+73.3 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 % → 2022年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示