JR土讃線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年4月〜6月期のJR土讃線 (土佐岩原駅窪川駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.0万円/坪(14.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -11.7%( -6.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 86 件(1年前(2021年)に比べて -28.3%( -34件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 29.0年(昨年 30.5年から -4.9 %減)。平均土地面積は 67.5 坪 (昨年 83.0 坪から -18.6 %減)。平均建物面積は 49.4 坪 (昨年 44.3 坪から +11.5 %増)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が増加、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が減少。

値上がりした駅数は 7 駅に対して、値下がりした駅数は 10 駅。ほとんどの駅において下落した。入明駅旭駅西佐川駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは大杉駅で昨年に比べ +352.9 %、坪単価は 12.3 万円/坪となった。

上位 2 駅(大杉駅薊野駅)は +254.6 %(坪単価 +27.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(土佐新荘駅枝川駅)は -90.1 %(坪単価 -79.4 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 22.0 % → 2022年 25.7 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2021年 37.0 % → 2022年 33.8 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2021年 37.0 分 → 2022年 40.9 分、+10.7 %と増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 10.0 % → 2022年 7.0 %)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2021年 36.0 % → 2022年 36.5 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった窪川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(30.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -54.6%( -122.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -75.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった土佐新荘駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -95.2%( -83.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

JR土讃線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR土讃線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
土佐岩原駅---
豊永駅---
大田口駅---
土佐穴内駅---
大杉駅12.3万/坪
(41.3年/126坪)
2.7万/坪
(46.3年/73.1坪)
15.9万/坪
(46.6年/96.8坪)
土佐北川駅---
繁藤駅3.3万/坪
(0年/57.5坪)
--
新改駅---
土佐山田駅30.3万/坪
(44.0年/138坪)
54.4万/坪
(32.8年/80.2坪)
48.9万/坪
(28.3年/52.2坪)
山田西町駅-5.5万/坪
(60.3年/66.6坪)
-
土佐長岡駅-45.5万/坪
(38.3年/160坪)
75.6万/坪
(0.25年/33.3坪)
後免駅90.2万/坪
(0.25年/51.4坪)
104万/坪
(0年/40.1坪)
-
土佐大津駅49.5万/坪
(38.8年/130坪)
102万/坪
(4.8年/91.3坪)
27.0万/坪
(30.6年/52.7坪)
布師田駅-85.5万/坪
(15.3年/80.2坪)
-
土佐一宮駅59.7万/坪
(19.3年/36.3坪)
62.4万/坪
(25.6年/91.6坪)
-
薊野駅75.5万/坪
(30.0年/42.0坪)
29.5万/坪
(62.3年/60.5坪)
99.2万/坪
(0.25年/37.1坪)
高知駅46.9万/坪
(34.0年/78.1坪)
45.9万/坪
(36.2年/98.0坪)
43.6万/坪
(30.3年/74.4坪)
入明駅62.2万/坪
(27.6年/36.8坪)
41.0万/坪
(33.8年/39.3坪)
99.0万/坪
(13.8年/33.7坪)
円行寺口駅42.4万/坪
(36.3年/30.0坪)
52.8万/坪
(25.5年/45.8坪)
72.0万/坪
(1.3年/169坪)
旭駅89.2万/坪
(4.5年/41.7坪)
54.3万/坪
(31.7年/62.6坪)
32.8万/坪
(41.4年/36.5坪)
高知商業前駅63.1万/坪
(18.3年/50.7坪)
79.6万/坪
(18.5年/43.1坪)
107万/坪
(0.25年/37.8坪)
朝倉駅49.8万/坪
(24.5年/48.8坪)
77.2万/坪
(21.8年/46.0坪)
24.7万/坪
(36.5年/52.2坪)
枝川駅13.2万/坪
(44.3年/32.5坪)
88.2万/坪
(0.25年/49.9坪)
-
伊野駅56.0万/坪
(19.1年/61.3坪)
27.0万/坪
(34.5年/65.9坪)
37.8万/坪
(30.4年/58.8坪)
波川駅11.0万/坪
(33.3年/93.8坪)
-23.4万/坪
(15.3年/454坪)
小村神社前駅---
日下駅-2.4万/坪
(0年/87.7坪)
-
岡花駅---
土佐加茂駅---
西佐川駅27.3万/坪
(24.3年/106坪)
14.4万/坪
(47.3年/94.4坪)
15.1万/坪
(45.3年/169坪)
佐川駅12.1万/坪
(46.3年/185坪)
-22.0万/坪
(55.3年/69.6坪)
襟野々駅---
斗賀野駅---
吾桑駅11.5万/坪
(43.3年/75.6坪)
--
多ノ郷駅--17.8万/坪
(34.3年/59.0坪)
大間駅---
須崎駅-28.9万/坪
(42.0年/154坪)
0.07万/坪
(0年/25.7坪)
土佐新荘駅4.3万/坪
(0年/19.7坪)
88.2万/坪
(0.25年/63.5坪)
8.8万/坪
(34.3年/97.6坪)
安和駅---
土佐久礼駅---
影野駅---
六反地駅---
仁井田駅--26.4万/坪
(15.3年/454坪)
窪川駅102万/坪
(0.25年/63.5坪)
224万/坪
(0年/193坪)
142万/坪
(31.3年/209坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

大杉駅12.3 万/坪(昨年同期比 +352.9 %)

大杉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.3万円/坪(3.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +352.9%( +9.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 41.3年(昨年 46.3年から -10.8 %減)。平均土地面積は 125.5 坪 (昨年 73.1 坪から +71.7 %増)。平均建物面積は 30.3 坪 (昨年 29.5 坪から +2.6 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2021年 46.3 年 → 2022年 41.3 年、-10.8 %と減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)

薊野駅75.5 万/坪(昨年同期比 +156.2 %)

薊野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 75.5万円/坪(22.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +156.2%( +46.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 30.0年(昨年 62.3年から -51.8 %減)。平均土地面積は 42.0 坪 (昨年 60.5 坪から -30.6 %減)。平均建物面積は 56.0 坪 (昨年 16.6 坪から +236.4 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2021年 62.3 年 → 2022年 30.0 年、-51.8 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 25.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 5.0 分 → 2022年 7.8 分、+55.0 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 50.0 %)

土佐新荘駅4.3 万/坪(昨年同期比 -95.2 %)

土佐新荘駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -95.2%( -83.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 19.7 坪 (昨年 63.5 坪から -69.0 %減)。平均建物面積は 21.2 坪 (昨年 40.8 坪から -48.1 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 120.0 分 → 2022年 3.0 分、-97.5 %と大きく減少)

枝川駅13.2 万/坪(昨年同期比 -85.0 %)

枝川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.2万円/坪(4.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -85.0%( -74.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 44.3年(昨年 0.3年から +17468.5 %増)。平均土地面積は 32.5 坪 (昨年 49.9 坪から -34.8 %減)。平均建物面積は 22.7 坪 (昨年 31.8 坪から -28.6 %減)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2021年 0.3 年 → 2022年 44.3 年、+17468.5 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が増加(2021年 3.0 分 → 2022年 3.5 分、+16.7 %と増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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