土佐電伊野線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2022年1月〜12月期の土佐電伊野線 (上町二丁目駅伊野駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.3万円/坪(15.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +0.8%( +0.4万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 60 件(1年前(2021年)に比べて -17.8%( -13件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 26.4年(昨年 26.7年から -1.2 %減)。平均土地面積は 56.7 坪 (昨年 61.6 坪から -7.9 %減)。平均建物面積は 33.2 坪 (昨年 33.3 坪から -0.3 %減)。

近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。伊野駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは伊野駅で昨年に比べ +8.3 %、坪単価は 41.3 万円/坪となった。

上位 1 駅(伊野駅)は +8.3 %(坪単価 +3.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(枝川駅)は -19.6 %(坪単価 -10.6 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 51.0 分 → 2022年 40.1 分、-21.3 %と大きく減少)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.9 % → 2022年 32.7 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 2.7 % → 2022年 6.7 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 32.8 % → 2022年 36.5 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった朝倉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.9万円/坪(17.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -5.1%( -3.1万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 36 件(1年前(2021年)に比べて -2.7%( -1件/坪)と僅かに減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった伊野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.3万円/坪(12.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +8.3%( +3.1万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 19 件(1年前(2021年)に比べて -36.7%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。

土佐電伊野線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
土佐電伊野線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
上町二丁目駅---
上町五丁目駅---
旭駅前通駅---
鴨部駅---
朝倉駅57.9万/坪
(25.0年/50.5坪)
61.0万/坪
(25.1年/56.6坪)
47.5万/坪
(29.5年/52.8坪)
枝川駅43.6万/坪
(25.6年/35.4坪)
54.2万/坪
(26.4年/58.5坪)
59.9万/坪
(20.3年/47.4坪)
伊野商業前駅---
伊野駅41.3万/坪
(29.1年/74.2坪)
38.1万/坪
(28.9年/68.5坪)
35.7万/坪
(34.2年/89.1坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

伊野駅41.3 万/坪(昨年同期比 +8.3 %)

伊野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.3万円/坪(12.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて +8.3%( +3.1万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 19 件(1年前(2021年)に比べて -36.7%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 29.1年(昨年 28.9年から +0.8 %増)。平均土地面積は 74.2 坪 (昨年 68.5 坪から +8.3 %増)。平均建物面積は 36.4 坪 (昨年 36.3 坪から +0.2 %増)。

価格上昇要因

  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 11.1 % → 2022年 29.4 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 48.1 % → 2022年 29.4 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 29.6 % → 2022年 41.2 %)

枝川駅43.6 万/坪(昨年同期比 -19.6 %)

枝川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.6万円/坪(13.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2021年)に比べて -19.6%( -10.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -16.7%( -1件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 25.6年(昨年 26.4年から -3.0 %減)。平均土地面積は 35.4 坪 (昨年 58.5 坪から -39.5 %減)。平均建物面積は 24.8 坪 (昨年 31.2 坪から -20.4 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 11.3 分 → 2022年 3.2 分、-71.8 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 16.7 % → 2022年 60.0 %)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 % → 2022年 40.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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