土佐くろしお鉄道宿毛線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜12月期の土佐くろしお鉄道宿毛線 (宿毛駅中村駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.8万円/坪(6.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -25.6%( -6.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 43 件(1年前(2018年)に比べて +38.7%( +12件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 37.8年(昨年 31.4年から +20.2 %増)。平均土地面積は 113.1 坪 (昨年 97.8 坪から +15.7 %増)。平均建物面積は 88.4 坪 (昨年 45.9 坪から +92.9 %増)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。有岡駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは有岡駅で昨年に比べ +53.8 %、坪単価は 15.0 万円/坪となった。

上位 1 駅(有岡駅)は +53.8 %(坪単価 +5.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(中村駅)は -21.5 %(坪単価 -4.8 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 68.1 分 → 2019年 54.0 分、-20.7 %と大きく減少)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 3.2 % → 2019年 4.7 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 48.0 % → 2019年 46.2 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 31.4 年 → 2019年 37.8 年、+20.2 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 32.0 % → 2019年 46.2 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 8.0 % → 2019年 2.6 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった具同駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.6万円/坪(11.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -10.9%( -4.6万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった平田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.1万円/坪(3.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -16.3%( -2.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

土佐くろしお鉄道宿毛線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
土佐くろしお鉄道宿毛線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
宿毛駅23.7万/坪
(36.6年/111坪)
29.6万/坪
(29.5年/106坪)
17.3万/坪
(34.2年/176坪)
東宿毛駅22.6万/坪
(34.5年/121坪)
-34.8万/坪
(37.6年/98.7坪)
平田駅11.1万/坪
(43.4年/183坪)
13.2万/坪
(31.5年/185坪)
-
工業団地駅31.3万/坪
(26.3年/63.5坪)
--
有岡駅15.0万/坪
(41.9年/114坪)
-
国見駅2.4万/坪
(29.3年/96.8坪)
--
具同駅37.6万/坪
(22.9年/50.4坪)
42.1万/坪
(26.1年/63.9坪)
32.6万/坪
(33.2年/68.4坪)
中村駅17.7万/坪
(40.1年/119坪)
22.6万/坪
(35.9年/81.2坪)
54.1万/坪
(24.4年/110坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

有岡駅15.0 万/坪(昨年同期比 +53.8 %)

有岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.0万円/坪(4.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +53.8%( +5.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 41.9年(昨年 32.0年から +31.0 %増)。平均建物面積は 40.3 坪 (昨年 51.4 坪から -21.6 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 29.0 分 → 2019年 12.3 分、-57.5 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 33.3 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 32.0 年 → 2019年 41.9 年、+31.0 %と大きく増加)

中村駅17.7 万/坪(昨年同期比 -21.5 %)

中村駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.7万円/坪(5.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -21.5%( -4.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 23 件(1年前(2018年)に比べて +109.1%( +12件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 40.1年(昨年 35.9年から +11.6 %増)。平均土地面積は 118.5 坪 (昨年 81.2 坪から +46.0 %増)。平均建物面積は 92.3 坪 (昨年 53.4 坪から +72.8 %増)。

価格上昇要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 37.5 % → 2019年 36.4 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 35.9 年 → 2019年 40.1 年、+11.6 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 54.5 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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