JR高徳線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2020年1月〜12月期のJR高徳線 (高松駅讃岐相生駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.6万円/坪(11.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -18.7%( -8.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 99 件(1年前(2019年)に比べて -14.7%( -17件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 32.0年(昨年 27.1年から +17.9 %増)。平均土地面積は 83.6 坪 (昨年 90.1 坪から -7.2 %減)。平均建物面積は 57.4 坪 (昨年 49.0 坪から +17.0 %増)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供が独立した老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 8 駅に対して、値下がりした駅数は 9 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。昭和町駅古高松南駅造田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは引田駅で昨年に比べ +1040.3 %、坪単価は 23.0 万円/坪となった。

上位 2 駅(引田駅三本松駅)は +671.5 %(坪単価 +36.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(讃岐白鳥駅丹生駅)は -63.1 %(坪単価 -31.5 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 9.5 % → 2020年 13.1 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 37.5 % → 2020年 32.1 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2019年 27.1 年 → 2020年 32.0 年、+17.9 %と増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 29.2 % → 2020年 46.2 %)
  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 4.3 % → 2020年 2.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった三本松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.6万円/坪(21.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +302.6%( +52.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2019年)に比べて -53.8%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった神前駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.5万円/坪(3.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -0.8%( -0.1万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +400.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。

JR高徳線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR高徳線現状(2020)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
高松駅55.9万/坪
(60.8年/49.9坪)
20.7万/坪
(25.4年/90.0坪)
62.4万/坪
(22.6年/126坪)
昭和町駅39.7万/坪
(39.1年/46.2坪)
31.5万/坪
(33.7年/46.1坪)
38.9万/坪
(31.8年/87.4坪)
栗林公園北口駅48.3万/坪
(36.7年/51.1坪)
72.8万/坪
(34.2年/57.3坪)
41.5万/坪
(37.3年/77.4坪)
栗林駅40.7万/坪
(40.4年/27.5坪)
56.8万/坪
(41.3年/22.7坪)
36.0万/坪
(39.5年/89.8坪)
木太町駅48.2万/坪
(22.2年/88.6坪)
51.0万/坪
(25.3年/93.0坪)
55.0万/坪
(16.1年/92.3坪)
屋島駅46.6万/坪
(17.5年/97.5坪)
64.6万/坪
(6.2年/74.8坪)
35.4万/坪
(27.7年/77.1坪)
古高松南駅26.4万/坪
(28.0年/117坪)
20.8万/坪
(33.6年/150坪)
27.6万/坪
(39.5年/72.1坪)
八栗口駅27.4万/坪
(48.0年/78.7坪)
30.6万/坪
(33.5年/57.5坪)
12.4万/坪
(42.5年/62.0坪)
讃岐牟礼駅-43.1万/坪
(22.8年/49.9坪)
31.0万/坪
(24.0年/99.8坪)
志度駅37.6万/坪
(27.8年/80.4坪)
33.4万/坪
(24.1年/83.8坪)
35.2万/坪
(27.7年/109坪)
オレンジタウン駅55.4万/坪
(19.4年/80.9坪)
79.0万/坪
(0.4年/87.7坪)
78.8万/坪
(0.8年/75.6坪)
造田駅15.1万/坪
(30.5年/93.3坪)
9.7万/坪
(33.3年/145坪)
27.6万/坪
(21.8年/58.6坪)
神前駅10.5万/坪
(36.6年/103坪)
10.6万/坪
(35.8年/127坪)
11.9万/坪
(32.5年/66.9坪)
讃岐津田駅17.7万/坪
(39.4年/262坪)
17.1万/坪
(40.3年/84.7坪)
5.6万/坪
(53.0年/75.6坪)
鶴羽駅15.4万/坪
(45.5年/63.5坪)
-11.2万/坪
(47.5年/163坪)
丹生駅25.4万/坪
(36.0年/66.6坪)
56.0万/坪
(33.1年/170坪)
24.1万/坪
(47.6年/57.0坪)
三本松駅69.6万/坪
(32.4年/35.2坪)
17.3万/坪
(37.7年/109坪)
16.0万/坪
(35.6年/97.0坪)
讃岐白鳥駅12.9万/坪
(34.9年/62.8坪)
45.3万/坪
(30.5年/102坪)
34.0万/坪
(31.4年/129坪)
引田駅23.0万/坪
(35.6年/216坪)
2.0万/坪
(58.3年/73.6坪)
20.4万/坪
(27.9年/111坪)
讃岐相生駅--9.3万/坪
(0年/151坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

引田駅23.0 万/坪(昨年同期比 +1040.3 %)

引田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.0万円/坪(7.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +1040.3%( +21.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 35.6年(昨年 58.3年から -38.9 %減)。平均土地面積は 215.8 坪 (昨年 73.6 坪から +193.2 %増)。平均建物面積は 238.2 坪 (昨年 49.2 坪から +384.6 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2019年 58.3 年 → 2020年 35.6 年、-38.9 %と大きく減少)
  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 22.7 分 → 2020年 12.7 分、-44.1 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 % → 2020年 33.3 %)

三本松駅69.6 万/坪(昨年同期比 +302.6 %)

三本松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.6万円/坪(21.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +302.6%( +52.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2019年)に比べて -53.8%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 32.4年(昨年 37.7年から -14.1 %減)。平均土地面積は 35.2 坪 (昨年 108.9 坪から -67.7 %減)。平均建物面積は 49.9 坪 (昨年 33.1 坪から +50.7 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2019年 37.7 年 → 2020年 32.4 年、-14.1 %と減少)
  • 駅からの平均距離が減少(2019年 12.8 分 → 2020年 11.3 分、-11.8 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 15.4 % → 2020年 66.7 %)

価格下落要因

  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 66.7 %)

讃岐白鳥駅12.9 万/坪(昨年同期比 -71.6 %)

讃岐白鳥駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.9万円/坪(3.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -71.6%( -32.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2019年)に比べて -25.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 34.9年(昨年 30.5年から +14.6 %増)。平均土地面積は 62.8 坪 (昨年 102.3 坪から -38.7 %減)。平均建物面積は 48.4 坪 (昨年 30.9 坪から +56.9 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2019年 30.5 年 → 2020年 34.9 年、+14.6 %と増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 11.2 分 → 2020年 16.0 分、+42.2 %と大きく増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 40.0 % → 2020年 50.0 %)

丹生駅25.4 万/坪(昨年同期比 -54.6 %)

丹生駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.4万円/坪(7.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -54.6%( -30.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -90.0%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 36.0年(昨年 33.1年から +8.7 %増)。平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 169.7 坪から -60.8 %減)。平均建物面積は 39.3 坪 (昨年 60.0 坪から -34.5 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 19.1 分 → 2020年 7.0 分、-63.4 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2019年 83.3 % → 2020年 100.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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