JR高徳線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年1月〜12月期のJR高徳線 (高松駅讃岐相生駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 45.0万円/坪(13.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +28.9%( +10.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 116 件(1年前(2018年)に比べて -8.7%( -11件/坪)と弱含みに推移しています。)。

平均築年数は 27.1年(昨年 30.5年から -11.2 %減)。平均土地面積は 90.1 坪 (昨年 93.1 坪から -3.3 %減)。平均建物面積は 49.0 坪 (昨年 53.9 坪から -9.0 %減)。

近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 10 駅に対して、値下がりした駅数は 8 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。栗林公園北口駅栗林駅屋島駅讃岐牟礼駅讃岐白鳥駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは讃岐津田駅で昨年に比べ +205.0 %、坪単価は 17.1 万円/坪となった。

上位 2 駅(讃岐津田駅八栗口駅)は +176.4 %(坪単価 +14.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(引田駅高松駅)は -78.5 %(坪単価 -30.1 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 平均築年数が減少(2018年 30.5 年 → 2019年 27.1 年、-11.2 %と減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 36.9 % → 2019年 29.2 %)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 42.3 % → 2019年 37.5 %)

価格下落要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 4.7 % → 2019年 4.3 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となったオレンジタウン駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.0万円/坪(23.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +0.2%( +0.1万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった引田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -90.1%( -18.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR高徳線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
JR高徳線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
高松駅20.7万/坪
(25.4年/90.0坪)
62.4万/坪
(22.6年/126坪)
33.4万/坪
(44.8年/100坪)
昭和町駅31.5万/坪
(33.7年/46.1坪)
38.9万/坪
(31.8年/87.4坪)
41.9万/坪
(38.7年/65.3坪)
栗林公園北口駅72.8万/坪
(34.2年/57.3坪)
41.5万/坪
(37.3年/77.4坪)
87.5万/坪
(39.3年/97.0坪)
栗林駅56.8万/坪
(41.3年/22.7坪)
36.0万/坪
(39.5年/89.8坪)
67.2万/坪
(20.8年/123坪)
木太町駅51.0万/坪
(25.3年/93.0坪)
55.0万/坪
(16.1年/92.3坪)
32.4万/坪
(32.3年/107坪)
屋島駅64.6万/坪
(6.2年/74.8坪)
35.4万/坪
(27.7年/77.1坪)
42.9万/坪
(22.1年/110坪)
古高松南駅20.8万/坪
(33.6年/150坪)
27.6万/坪
(39.5年/72.1坪)
20.9万/坪
(48.0年/104坪)
八栗口駅30.6万/坪
(33.5年/57.5坪)
12.4万/坪
(42.5年/62.0坪)
71.0万/坪
(3.3年/52.9坪)
讃岐牟礼駅43.1万/坪
(22.8年/49.9坪)
31.0万/坪
(24.0年/99.8坪)
18.7万/坪
(48.8年/124坪)
志度駅33.4万/坪
(24.1年/83.8坪)
35.2万/坪
(27.7年/109坪)
36.8万/坪
(28.6年/103坪)
オレンジタウン駅79.0万/坪
(0.4年/87.7坪)
78.8万/坪
(0.8年/75.6坪)
16.5万/坪
(29.3年/63.5坪)
造田駅9.7万/坪
(33.3年/145坪)
27.6万/坪
(21.8年/58.6坪)
28.3万/坪
(34.5年/93.5坪)
神前駅10.6万/坪
(35.8年/127坪)
11.9万/坪
(32.5年/66.9坪)
50.1万/坪
(10.1年/127坪)
讃岐津田駅17.1万/坪
(40.3年/84.7坪)
5.6万/坪
(53.0年/75.6坪)
20.4万/坪
(39.2年/173坪)
鶴羽駅-11.2万/坪
(47.5年/163坪)
-
丹生駅56.0万/坪
(33.1年/170坪)
24.1万/坪
(47.6年/57.0坪)
3.8万/坪
(27.8年/163坪)
三本松駅17.3万/坪
(37.7年/109坪)
16.0万/坪
(35.6年/97.0坪)
13.0万/坪
(44.4年/122坪)
讃岐白鳥駅45.3万/坪
(30.5年/102坪)
34.0万/坪
(31.4年/129坪)
35.9万/坪
(37.4年/125坪)
引田駅2.0万/坪
(58.3年/73.6坪)
20.4万/坪
(27.9年/111坪)
9.1万/坪
(41.4年/113坪)
讃岐相生駅-9.3万/坪
(0年/151坪)
31.7万/坪
(22.5年/115坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

讃岐津田駅17.1 万/坪(昨年同期比 +205.0 %)

讃岐津田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.1万円/坪(5.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +205.0%( +11.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 40.3年(昨年 53.0年から -24.1 %減)。平均土地面積は 84.7 坪 (昨年 75.6 坪から +12.0 %増)。平均建物面積は 40.8 坪 (昨年 51.4 坪から -20.6 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 53.0 年 → 2019年 40.3 年、-24.1 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 5.0 分 → 2019年 6.0 分、+20.0 %と大きく増加)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 50.0 %)

八栗口駅30.6 万/坪(昨年同期比 +147.7 %)

八栗口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.6万円/坪(9.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +147.7%( +18.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2018年)に比べて +150.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 33.5年(昨年 42.5年から -21.2 %減)。平均土地面積は 57.5 坪 (昨年 62.0 坪から -7.3 %減)。平均建物面積は 33.0 坪 (昨年 34.8 坪から -5.2 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 42.5 年 → 2019年 33.5 年、-21.2 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 40.0 %)

引田駅2.0 万/坪(昨年同期比 -90.1 %)

引田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.0万円/坪(0.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -90.1%( -18.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 58.3年(昨年 27.9年から +109.0 %増)。平均土地面積は 73.6 坪 (昨年 111.2 坪から -33.8 %減)。平均建物面積は 49.2 坪 (昨年 39.3 坪から +25.0 %増)。

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 27.9 年 → 2019年 58.3 年、+109.0 %と大きく増加)
  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 8.8 分 → 2019年 22.7 分、+159.0 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 % → 2019年 100.0 %)

高松駅20.7 万/坪(昨年同期比 -66.9 %)

高松駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.7万円/坪(6.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -66.9%( -41.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 25.4年(昨年 22.6年から +12.1 %増)。平均土地面積は 90.0 坪 (昨年 125.5 坪から -28.3 %減)。平均建物面積は 36.3 坪 (昨年 51.4 坪から -29.4 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 11.8 分 → 2019年 8.0 分、-31.9 %と大きく減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が増加(2018年 22.6 年 → 2019年 25.4 年、+12.1 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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