高松琴平電鉄琴平線 価格相場レポート

中古一戸建て相場の概況

2019年4月〜6月期の高松琴平電鉄琴平線 (高松築港駅琴電琴平駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.3万円/坪(12.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -20.7%( -10.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 48 件(1年前(2018年)に比べて -12.7%( -7件/坪)と不調に推移しています。)。

平均築年数は 25.1年(昨年 23.9年から +5.0 %増)。平均土地面積は 104.7 坪 (昨年 95.8 坪から +9.3 %増)。平均建物面積は 78.3 坪 (昨年 59.0 坪から +32.6 %増)。

近年の取引物件の特徴は、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が増加。

値上がりした駅数は 8 駅に対して、値下がりした駅数は 6 駅。ほとんどの駅において下落した。瓦町駅栗熊駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは空港通り駅で昨年に比べ +820.1 %、坪単価は 38.0 万円/坪となった。

上位 2 駅(空港通り駅栗林公園駅)は +691.2 %(坪単価 +85.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(陶駅円座駅)は -71.8 %(坪単価 -32.8 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 1.8 % → 2019年 4.2 %)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 5.5 % → 2019年 6.2 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が増加(2018年 22.0 分 → 2019年 25.2 分、+14.9 %と増加)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2018年 30.6 % → 2019年 35.0 %)
  • 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 26.5 % → 2019年 20.0 %)

駅ごとの中古一戸建て相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった栗林公園駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 161万円/坪(48.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +562.3%( +136.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

鉄道路線中、最低値の駅となった陶駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.1万円/坪(1.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -82.1%( -18.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

高松琴平電鉄琴平線(沿線・駅ごとの中古一戸建てについて)
高松琴平電鉄琴平線現状(2019)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
高松築港駅---
片原町駅37.0万/坪
(23.8年/156坪)
-10.8万/坪
(56.3年/169坪)
瓦町駅20.8万/坪
(42.5年/24.6坪)
15.3万/坪
(47.6年/25.7坪)
32.0万/坪
(48.5年/43.0坪)
栗林公園駅161万/坪
(54.3年/284坪)
24.2万/坪
(43.3年/22.7坪)
97.9万/坪
(7.3年/57.5坪)
三条駅38.5万/坪
(46.6年/194坪)
40.6万/坪
(30.4年/139坪)
32.5万/坪
(47.8年/64.5坪)
伏石駅---
太田駅51.3万/坪
(18.3年/180坪)
83.8万/坪
(12.1年/88.2坪)
41.6万/坪
(31.9年/78.3坪)
仏生山駅44.8万/坪
(11.6年/93.2坪)
68.8万/坪
(22.3年/90.0坪)
26.2万/坪
(24.8年/91.8坪)
空港通り駅38.0万/坪
(25.7年/53.2坪)
4.1万/坪
(41.3年/40.8坪)
24.6万/坪
(24.3年/135坪)
一宮駅72.7万/坪
(0.25年/51.4坪)
19.2万/坪
(33.8年/118坪)
30.1万/坪
(40.6年/40.8坪)
円座駅29.4万/坪
(30.4年/60.5坪)
76.3万/坪
(10.5年/91.4坪)
85.1万/坪
(0.25年/61.0坪)
岡本駅66.1万/坪
(0.25年/56.0坪)
17.9万/坪
(38.3年/75.6坪)
36.7万/坪
(25.6年/110坪)
挿頭丘駅33.8万/坪
(17.3年/201坪)
47.2万/坪
(45.3年/118坪)
-
畑田駅---
陶駅22.8万/坪
(34.3年/393坪)
18.2万/坪
(27.3年/249坪)
綾川駅-5.5万/坪
(30.3年/59.0坪)
8.0万/坪
(35.3年/191坪)
滝宮駅--3.1万/坪
(50.3年/59.0坪)
羽床駅---
栗熊駅41.8万/坪
(20.3年/85.3坪)
29.5万/坪
(35.3年/101坪)
25.4万/坪
(34.3年/66.6坪)
岡田駅45.6万/坪
(16.3年/87.7坪)
20.9万/坪
(13.8年/79.7坪)
-
羽間駅---
榎井駅36.8万/坪
(11.9年/250坪)
17.7万/坪
(29.9年/123坪)
27.4万/坪
(18.8年/331坪)
琴電琴平駅--3.4万/坪
(0年/160坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

空港通り駅38.0 万/坪(昨年同期比 +820.1 %)

空港通り駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.0万円/坪(11.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +820.1%( +33.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2018年)に比べて +600.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均築年数は 25.7年(昨年 41.3年から -37.8 %減)。平均土地面積は 53.2 坪 (昨年 40.8 坪から +30.2 %増)。平均建物面積は 23.9 坪 (昨年 24.2 坪から -1.2 %減)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 41.3 年 → 2019年 25.7 年、-37.8 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 60.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 28.0 分 → 2019年 39.3 分、+40.3 %と大きく増加)

栗林公園駅160.6 万/坪(昨年同期比 +562.3 %)

栗林公園駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 161万円/坪(48.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて +562.3%( +136.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 54.3年(昨年 43.3年から +25.4 %増)。平均土地面積は 284.4 坪 (昨年 22.7 坪から +1153.3 %増)。平均建物面積は 105.9 坪 (昨年 27.2 坪から +288.9 %増)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 5.0 分 → 2019年 1.0 分、-80.0 %と大きく減少)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 43.3 年 → 2019年 54.3 年、+25.4 %と大きく増加)

陶駅4.1 万/坪(昨年同期比 -82.1 %)

陶駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.1万円/坪(1.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -82.1%( -18.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。

平均築年数は 20.3年(昨年 34.3年から -40.9 %減)。平均建物面積は 245.0 坪 (昨年 43.9 坪から +458.6 %増)。

価格上昇要因

  • 平均築年数が大きく減少(2018年 34.3 年 → 2019年 20.3 年、-40.9 %と大きく減少)
  • 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 % → 2019年 100.0 %)

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 14.0 分 → 2019年 60.0 分、+328.6 %と大きく増加)

円座駅29.4 万/坪(昨年同期比 -61.5 %)

円座駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.4万円/坪(8.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2018年)に比べて -61.5%( -46.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて -33.3%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均築年数は 30.4年(昨年 10.5年から +190.4 %増)。平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 91.4 坪から -33.8 %減)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 49.7 坪から -33.1 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2018年 22.1 分 → 2019年 18.7 分、-15.6 %と減少)

価格下落要因

  • 平均築年数が大きく増加(2018年 10.5 年 → 2019年 30.4 年、+190.4 %と大きく増加)
  • 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 11.1 % → 2019年 50.0 %)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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